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残念ながら最下位に逆戻りの茨城県 [地域(愛知)の話題]

毎年、民間調査会社の「ブランド総合研究所」が、認知度や魅力度、イメージ
など70項目以上の質問調査した結果を発表している都道府県魅力度ランキング
で、2020年に47都道府県中、42位に躍進した茨城県が今年は定位置の47位に
転落して、調査開始(2009年)以来11回目の最下位になりました。



自治体から実態以上にイメージを損ねかねないので、調査対象を増やして慎重
に結果を出すべきだという苦情を毎回受けていることもあり、今年は600人の
回答者を1,000人に増やして調査精度を高めたということになっていて、精度
を高めた結果、順位が下がったというのも印象は良くないでしょうね。


毎年、魅力のある都道府県調査の結果が発表され、一位になっているのは毎度
北海道、それに続くのも毎年、京都府、沖縄県、東京都、神奈川県、福岡県が
微妙に順位を変えてはいるものの常連さんになっているので、茨城県の職員が
悲観するほどの意味合いはないと思います。



今年の一位は北海道で13年連続です。
2位以下には、京都府、沖縄県、東京都、大阪府、神奈川県、福岡県、長崎県
奈良県、長野県という順番で、北海道や京都、沖縄は旅行の行き先として人気
があるので、観光客目線なのは明らか、ということで、これら人気の都道府県
の職員が特別に良い仕事をしているわけでもありませんので、そういう意味で
考えても茨城県の職員が責任を感じることではないですよね。

ちなみに私の地元の愛知県は16位から20位に下降していますが、県民として
それが残念だという気持ちはありませんし、中間点よりもちょっと上の順位を
誇らしいとも思いません。要するに観光地として魅力的な都道府県が選ばれた
というだけのことで、公共交通機関の利便性や地域の生活環境、観光地などの
知名度が髙ければ上位になるだけのことでしょう。



大きな地震が起きて活断層が問題になったり、原子力発電所の立地だとか順位
を下げそうな要因を持っている都道府県であっても、格別に順位が低いという
わけでもないわけで、逆の見方をすれば大きな話題になるような残虐な事件が
起きることも無く、平和に静かに暮らせる都道府県だからこそ、下位にランク
されていると言えないこともないと思います。

イメージランキングで言えば、青い大空と緑の大地のイメージがある北海道や
透き通った海と白い砂浜の沖縄は文句なしでしょうし、歴史史跡が集まる京都
や奈良もまたイメージが良いわけで、この辺りは余程のことが無い限りは逆転
することはないと思われます。一種の既得権ですよね。

一つだけ思ったのは茨城県のイメージ向上を狙って作ったオリジナルビデオで
デヴィ・スカルノはミスキャストだと思いますよ。



あのデヴィ・スカルノがカヌーに乗ってる映像を見て、茨城って良いとこだね
と思う人はかなり少ないと思います。



毒舌キャラを宣伝に使うというのはプロモーション活動としては正解ではない
と思いますし、茨城の女王と設定もどうかと思いますよ。


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