陸軍特殊部隊を襲撃したのは忍者 [海外の話題]
を探して整備保存される航空機の広大な駐機場があり、使用歴の短い航空機は
エンジンにカバーをかけて保存され、20年や30年使用した経年機体は再利用が
可能な部品が外され、解体されることから航空機の墓場と呼ばれています。
また、スペースシャトルの緊急着陸時、または帰還時の代替地としての役割が
あった他、機体開発時のテストフライトを主要任務とするエドワーズ空軍基地
もあるところなんですが、9月にこことは別のイニョカーン空港という陸軍の
基地で、ハンガー(航空機の格納庫)の警備を担当中の陸軍特殊部隊の兵士が
忍者に襲われるという事件がありました。
この現代の世の中で、黒装束の忍者の格好をした男が、刀を持って特殊部隊の
兵士を襲うということの理由も意味も全く理解できませんが、ハンガーの外で
兵士が深夜にタバコを吸っていたところに忍者の姿の男が現れて、「私が誰か
わかるか?」と質問してきたので「知らない」と答えたら「私の家族がどこに
いるかわかるか?」とさらに聞いたので「知らない」と答えたら、突然、刀で
切りつけてきたため慌てて建物の中に避難したら、今度はアスファルトの塊を
窓から投げ込み、最初に質問された兵士は足を切られ、建物の中にいた大尉が
アスファルトが当たって頭に怪我をしたらしいです。
連絡を受けた保安官事務所が逃走する忍者を発見して捕まえようとしたところ
刀を振り回して抵抗した挙句、なにかを発射したものの被害は受けなかったと
いうことで、結局、テーザ―銃で動きを止めて拘束、逮捕はしましたという話
になっていますが詳細についてはわかりません。
アメリカでは、時々このように忍者の姿をした男がなにかをやらかす、という
事件がありますが、アメリカの中では忍者の格好をすれば無敵になるとか特別
な力が身に付くとか、そんなことを考える人がいるんでしょうね。
アメリカ映画の中でも、特にウォシャウスキー姉妹(マトリックスを作った頃
は性転換前で兄弟でした。)の作品や、キアヌ・リーヴスが主演している映画
「ジョン・ウィック」シリーズのチャド・スタエルスキ監督の作品で、忍者や
日本刀に傾倒している描写が見られ、クエンティン・タランティーノ監督作品
のキル・ビルでも日本刀の鋭い切れ味が印象的に描かれているので、それらの
映画を観て、感化される人がいるんでしょうね。
実際に水の上を歩いたり、手裏剣で暗殺したりなんてことはしていなくて謀略
とか謀議が中心だったという説もありますが、真田十勇士とかね、そんな伝承
もあるので、忍者に魅力を感じる人は意外に多いのかも知れません。
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