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F1 第15戦 ロシアGP フリー走行・予選 [モータースポーツ]

前回のイタリアGPを第15戦と書いて、今回また第15戦と書いているので前戦
の記事を読んでいただいた人からは、いよいよレースが何戦目かを数えること
が出来なくなってきたか?と思われたかもしれませんが、前回までのレース数
には中止になったシンガポールGPが含まれていたのですが、スケジュール全体
の見直しが行われて、シンガポールが正式に外されたことにより、ロシアGPは
第15戦として開催されることになったわけです。



ロシアはニキータ・マゼピンの母国ですから、カリカリしないで走れるかな。

ロシアGPは以前、冬季オリンピックの会場になったソチにあり、サーキットの
名称はソチ・オートドロームでサーキットが完成して約10年が経っているため
荒い路面が目立つためタイヤのグリップが効きにくく、コーナーではスライド
するマシンも出ているため、ピレリは今年のオフィシャルタイヤの中で、最も
柔らかいコンパウンドのタイヤを持ち込んでいます。


そんなソチで金曜日に行われたフリー走行(FP3は雨のため中止)
一回目はコースの様子を見て、セッティングの調整に重点を置いた感じの試走
に近いような感じで、無理せず安全に走る感じでしたが、FP2は一転して翌日
以降の天候次第ではFP3、予選が中止になってFP2の順位が決勝のスタートに
直結することが想定される状況になってきたため熱を帯びた真剣勝負的な走り
のマシンが増えてきました。(予選は実施されました)

前回のモンツァのトラブルで、次戦は3グリッド降格になるペナルティの対象
となることを言い渡されていたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは
今回をPU交換の機会だととらえて、パワーユニット一式を交換しましたから
決勝は予選の結果に関わりなく最後尾からのスタートになります。



FP2ではアントニオ・ジョビナッツィが、カーブを周ったところで横滑りして
マシンの後方からウォールにクラッシュして、リアウイングを壊しました。
後ろだから見にくいのか、部品をばら撒きながらタイムアタックに挑戦しそう
な感じでしたが、チームからの無線で車を停めて再スタートは無理でした。



ルイス・ハミルトンがピットイン時に枠の中でマシンを止めきれずに、チーム
のクルーをはね飛ばすというトラブルもありましたが、車自体には破損はなく
チームクルーも無傷で済んで良かったです。

マックス・フェルスタッペンは、グリッド降格ペナルティが決まっていますが
それでも6番手タイムを出していますが、セルジオ・ペレスはセッティングが
上手く決まらなかったのか11番手と不調でした。

前半戦はフェルスタッペンがリタイアした時には優勝したりしてチームに貢献
していましたが、後半戦になり契約延長が決まった後は、今一つの感じです。

アルファタウリのピエール・ガスリーは、今回も3番手のタイムを出していて
レッドブルへの返り咲きのレベルには充分に達しているように思えるのですが
来年も、アルファタウリのチームリーダーとしての活躍を期待されています。
でも、今回のような走りが続けば来年の途中で、セルジオ・ペレスとの入替が
あってもおかしくはないように思います。



レッドブルとしての契約上は、マックス・フェルスタッペンから角田裕樹まで
レッドブルまたはアルファタウリでレースに出走するという契約みたいなので
シーズン途中での入れ替えは全く不思議なことではないらしいです。

ベルギーでも大雨でしたが、今年のヨーロッパ後半戦は危険なレースが続いて
いるので、大きな事故が起きる前に中断を決断して欲しいものですね。

結果的に予選は開催されましたが、最後尾確定のマックス・フェルスタッペン
はQ1で二周走っただけでタイムの計測はしませんでした。
ポールポジションはランド・ノリス、二番手フェラーリのカルロス・サインツ
ということで、ルイス・ハミルトンも4番手スタートになりました。



1.ランド・ノリス(マクラーレン)
2.カルロス・サインツ(フェラーリ)
3.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
4.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
5.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
6.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
7.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
8.ランス・ストロール(アストンマーティン)
9.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
10.エステバン・オコン(アルピーヌ)
11.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
12.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
13.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
14.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
15.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
16.キミ・ライコネン(アルファロメオ)
17.ミック・シューマッハ(ハース)
18.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
19.ニキータ・マゼピン(ハース)
20.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)


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