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イベンダー・ホリフィールドがTKO負け [スポーツ]

始めに聞いた時にはヘッドギアを付けて、誰かのタイトルマッチに花を添える
エキシビション(前座)かと思いましたが、だんだん試合内容が真剣勝負的な
話になっていったので、それ大丈夫なの?と思っていましたが、予想した通り
と言うか、予想以上に悲惨だったというべきか、イベンダー・ホリフィールド
は1回2分という短時間でTKO負けしてしまいました。



一昔前にはマイク・タイソンに(番狂わせで)勝った、ジェームス・ダグラス
に勝ってWBA・WBC・IBF統一世界ヘビー級チャンピオンになり、それ以前に
クルーザー級でも統一世界チャンピオンになっているレジェンドです。
※この頃はまだ、WBOは正規団体として認定されていなかったため三団体。


何度か負けては再挑戦を繰り返して、WBA世界ヘビー級では4回チャンピオン
になっていることで、ボクサーとして尊敬されているかというと、ドーピング
疑惑(報道によれば証拠は出ていませんが、ほぼ確実だと思います)によって
モハメッド・アリのような多くの支持を集めているわけではありません。



マイク・タイソンに耳を噛み切られたとか、何度負けても挑戦を続けることで
知名度は高く、一定の人気はあるので今回の試合も勝つことを期待していた人
もいたみたいですが、58歳ですからね。日本だとJBCの規程で37歳が強制引退
の対象になり、元WBC世界チャンピオンの辰吉丈一郎氏についてのみ元王者と
いう特例で現役続行が許可されたぐらいなので、前の試合から10年間ブランク
があり、さらに58歳では試合は許可されないと思います。

試合に臨み、体重を102.2kgと体を絞って、現役時と同じレベルに仕上げては
みたものの試合開始後、約1分で相手(ブラジル人のビトル・ベウファルト)
からの連打を浴びてダウン、10カウントまではいきませんでしたが、再開後も
連打を浴びて、なす術もなくなったところでレフェリーストップという結末。

相手もヤングタイガーということはなく、44歳の元UFCチャンピオンですから
ボクシングのセンスではホリフィールドの方が上だったかも知れません。
とはいえ、前回の試合が2011年ですから試合勘は衰えてますよね。



アリスの「チャンピオン」ではありませんが、家族からしてみればもうそれで
充分だと言いたいところではないかと思います。

今までに100億円以上のファイトマネーを稼いでいますが、自宅が競売になり
養育費(今までに6人の奥さんがいて、11人の子供がいる)も払えないという
状況ではあるみたいなので、お金が必要なんでしょうかね。

マイク・タイソンもですが、大金を稼いだボクサーはどういうわけか破産する
人が多いみたいで、それはどういう理由なんでしょう。
一試合で何十億も稼げた頃のように、お金が無くなったら試合をしてサクッと
稼げばいいや、というようになっちゃうんでしょうかね。


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