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強かったキタサンブラックの仔馬 [競馬]

2017年に有馬記念を優勝して引退したキタサンブラック
歌手の北島三郎さんが馬主(登録上は大野商事)として有名で、レース当日の
「キタサンブラックお別れ会」では、約10万人の観客の前で恒例の「まつり」
が歌われて、種牡馬として送り出されて今年で4年目になります。



今年が最初の仔馬のデビューの年になり、生産牧場では育成段階で評価の高い
仔馬の存在も話題に上るようになり、有力な厩舎からデビューを控えている馬
も少なくはありませんが、ノーザンファーム生産で、いわゆる一口馬主クラブ
と呼ばれるクラブ法人のシルクレーシングが馬主のイクイノックス(この名前
の意味は「昼と夜の長さがほぼ等しくなる時」らしいです)が、新潟競馬場で
デビューしました。


芝1800メートル、出走は15頭でジョッキーはクリストフ・ルメール。
生産牧場がノーザンファームですから、育成レベルは日本でもトップレベルで
ジョッキーがC・ルメールですが、トレーナーは今一つマイナーな岩戸孝樹師
(2002年から開業して、現在までに重賞3勝)ではあるもののイクイノックス
が、これからの未来を明るくするかも知れません。



ということで、レース結果なんですが6馬身差をつけて勝ちました。
同じレースにはキタサンブラックの仔もいますし、社台ファーム生産の有力馬
キングズパレス(父:キングカメハメハ)も、福永祐一騎手を鞍上に出走して
いますから、レベルの低い相手に圧勝したというわけではありません。

キタサンブラックの父馬のブラックタイドは、ディープインパクトの兄という
ことで、血統的に期待されていたもののキタサンブラック以外はGⅠで勝った
馬は現時点でいません。キタサンブラックが登場後は牝馬のレベルが上がった
上、ディープインパクトが早く亡くなってしまったため、代替種牡馬としての
期待もありましたが、現時点では次の跡継ぎがいないのが実際のところです。

そんな事情もあり、キタサンブラックはディープインパクトほどのレベルまで
期待はされていないかも知れませんが、それでもディープインパクトの甥っ子
という血統の背景もありますからね、イクイノックスのような派手なデビュー
を飾れる仔馬が続くことは期待されているかと思います。

ちなみに、ブラックタイドはブリーダーズ・スタリオン・ステーションに繋養
されているのに対して、キタサンブラックは、社台スタリオンステーションに
繋養されていますので実際に会うことが出来そうなのはブラックタイドかな。

現在、コロナ禍ということで馬産地でも入場制限とか、見学禁止になっている
ところが大半という感じですので、牧場見学に行けるのは来年になってからと
いう感じなので、早く収束して欲しいですね。


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