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ゴジラvsコング 鑑賞記 [シネマクラブ]

世間一般的に新型コロナウィルスの感染拡大が止まらないわけですが、やはり
偶には映画館で映画も観たい(マーベルの「ブラック・ウィドー」も観たい)
ということで、観てきたのが「ゴジラvsコング」です。



ゴジラがギドラと己の存亡をかけて戦っていた時も、髑髏島で自由にのびのび
と暮らしていたコングは、ゴジラと同レベルの身長100メートル超の大猿へと
成長して、いつの間にか人間のガールフレンドも出来て、さらには手話で意志
の疎通まで出来てしまうスーパーモンスターになっていたのでした。

ちなみに、コロナ禍ということもあり土曜日にも関わらず、観客は10人以下の
寂しさではありましたが、安全・安心というコンセプト的にはベリーグッドな
条件だったように思います。

ここから本編の話ですが、ネタバレ有りなので映画を観るつもりの人はここで
続きは見ないようにお願いします。


静かに暮らしていたはずのゴジラが、アメリカのフロリダにあるハイテク企業
エイペックス社を唐突に襲撃し、タイタン=怪獣の探査組織であるモナークが
ゴジラがエイペックス社を襲ったのかの分析を始めます。

その一方、エイペックス社のCEOはモナークに接近し、地球の危機を救うため
という大義名分を掲げて髑髏島のコングを利用し、地球の内部のエネルギーを
自社の秘密プロジェクトに利用することを画策、科学者は利権に鈍感なために
簡単に策略にハマって、コングを髑髏島から連れ出します。

というところで、遠い祖先の時代から対立するゴジラがコングの動きを察知し
コングを移送する艦隊を襲撃するものの第一ラウンドは引き分けになります。



そんな動きの裏側で、前作でモスラと心を通わせた少女のマディソンが陰謀論
に傾倒するエイペックス社の元警備員と友人の三人で、エイペックス社の香港
の工場に潜り込んで、エイペックス社が総力を挙げて作り出したメカゴジラの
実験現場に遭遇し、エイペックス社の本性を暴き出します。

地底世界で、ゴジラの背びれで作られた斧を手に入れたコングはいつの間にか
香港の地下にたどり着き、そのコングの気配を察したゴジラもまた香港に上陸
して、ゴジラとの第二ラウンドが始まり、今度はゴジラがコングを瀕死の状態
まで追い込んで勝利の雄たけびを上げます。



ここで現れるのが制御不能になったメカゴジラ、見境なく香港の街で大暴れを
して圧倒的なパワーでゴジラを痛めつけ、ゴジラももはやこれまでか、という
場面でコングがゴジラに加勢し…という展開になります。



話が盛り込まれ過ぎて、それぞれの場面が短く編集されているため日本を代表
して参加したはずの小栗旬はほぼ台詞はなく、白目を剥いてメカゴジラの操縦
をしている気持ち悪いおっさんの役になってしまっていて、お気の毒です。



地底からのパワーが大きすぎてメカゴジラを制御するコンピュータが過剰電力
で暴走が始まり、小栗旬は白目のトランス状態のままでピクピク感電して死亡
というかなり残念な役回りで終わっています。

かなり説明不足なままで物語は一気に進んでいきますから、過ぎた場面の意味
を考えたりしていると話についていけなくなるので、目の前に展開する出来事
をあまり深く考えずに受け入れて行くことで映画は進んで行きます。

深い意味を考えずに怪獣同士の戦いの映画だと思えば75点かな。


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