男性の更年期障害の受診科目は? [健康・医療]
には婦人科という科目がありますから、性的な機能障害の悩みがある場合でも
まずは、どの診療科目を受診すれば良いのかは誰でも判ると思います。
それに対して、男性がなんだか最近固さが足りないなぁとか、性的に興奮した
場合でも反応が鈍ってきたなぁと自覚したり、勃起する角度が維持できなくて
パートナーと繋がりにくくなってきたとか、結合することが出来ても、すぐに
抜けてしまうなんてことで悩みが解消されなくなってきた時に、どこへ相談に
行けば親身に話を聞いてくれるのか判りにくいんじゃないかと思います。
ED【勃起障害】の治療薬であるバイアグラやシアリス、レビトラは基本的に
どんな診療科目の医師(歯科医師でも大丈夫なはずです)でも処方箋を書いて
処方可能ということになっているので、以前、眼科に行った時にも柱の隅っこ
にバイアグラの処方箋書きます、ご相談下さいと書いて張ってありました。
普通に考えたら、初めて行った眼科医で、緑内障や視力矯正の話ではなく勃起
不全なので、バイアグラを処方して下さいというのは、いくらなんでも無いと
思うので、顔見知りの関係になっている患者さん(血糖値が高くて、緑内障の
検診をしている人だと多分、勃起不全もあるでしょう)を対象としたものだと
思いますが、それだけ専門的に相談するところがないということです。
勃起不全のみならず、いわゆる男性の更年期障害(症状としては全身の疲労感
性欲低下、ED(勃起障害)、不眠、肩こり、抑うつ状態)の症状が出た場合に
内科に行くのか、心療内科なのか、泌尿器科なのか、どこへ行けば良いのかを
考えなければならないだけでも新たなストレスになって症状がさらに悪化する
ような不安がある人も少なくないと思います。
女性の場合、更年期障害の前兆とされる症状が出ても、産婦人科という言葉に
圧力を感じる人がいるということで、女性外来という診療科を作って心の負担
をやわらげる対応がされている例を聞きますが、男性の心の負担を取り除くと
いう理由で男性科とか、男性外来という文言は見たことがありません。
でも、潜在的に増え続けていると言われている勃起不全とか、性機能障害から
男性としての自信を喪失して呆けてしまうとか、内向的になって部屋から出る
ことが無くなったなんて例も少なくないし、40代ぐらいで夫婦関係が悪くなる
原因の一つともされているので、早めに解決することは重要だと思います。
そんなわけで、EDを受診するのに適切な診療科目の名前を考えることは医療の
現場においても大切なことではないかと思いますが、現時点でそのような話が
大きくなっているわけでもないので、ここで一つの結論を書きます。
ED【勃起障害】のみならず、性欲がないとか、トイレに行く回数が増えたとか
のぼせる、筋力が低下していることを自覚する、睡眠障害など、更年期障害の
大きな原因は男性ホルモンが減少しているのですから、泌尿器科で血液検査を
受けて男性ホルモン(テストステロン)の分泌量を調べましょう。
トイレに行く回数が増える理由である前立腺肥大も、泌尿器科で対応する病気
なので、泌尿器がに行くことで男性の性機能障害の理由がかなりわかります。
薬によって改善される症状ですから勃起しにくくなったなと思ったら、早めに
泌尿器がに行くことが大切だと思います。
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