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F1 第6戦 アゼルバイジャンGP フリー走行 [モータースポーツ]

今年のF1グランプリは、昨年のような延期や中止という事態の発生は抑えられ
現時点までは順調にレースが進められています。

ルイス・ハミルトンやピエール・ガスリー、シャルル・ルクレール、さらには
ランド・ノリスなど、各チームのトップドライバーが、昨年から今年にかけて
PCR検査で感染が確認されるということになっていますから、新型コロナ感染
と無縁ではありませんが、主催者のリバティメディアの感染拡大防止策が有効
に機能しているようで、チーム全体が壊滅状態に至るような状況はないです。


リンクからYouTubeで見て下さい。

ということで、モナコGPに続いて再びバクーの市街地コースでのレースになる
アゼルバイジャンGPが予定通りに開催されています。


モナコのコースは予選が最重要で、ポールポジションさえ獲得すれば車に不調
が出ない限り優勝の可能性は大きく高まるコースであるのに対して、バクーの
シティ・サーキットはコース自体の一周の距離が約6キロあり、ストレートも
2キロ以上あることから、決勝でのオーバーテイクの機会が多いサーキットと
して知られていますからね、正直なところ退屈だったモナコグランプリよりは
見せ場の多いレースになるでしょうね。



さて、フリー走行の一回目は、モナコで優勝したマックス・フェルスタッペン
が1分43秒184でトップタイムになり、2番手はモナコで幻のポールポジション
を獲得したシャルル・ルクレール。
3番手もフェラーリのカルロス・サインツが続いて好調を維持しています。

残りのホンダ勢は、4番手にセルジオ・ペレス、6番手にピエール・ガスリーが
入って14番手が角田裕毅ということで、ちょっと出遅れ感はありますが前回の
モナコでウォールに衝突してフリー走行の時間を失い、ヘルムート・マルコに
速さよりも経験を積むために周回を重ねるようにしなさい、モナコは壁が近い
から、とにかく壁から離れろと散々言ったのに、どういうことだと厳しく叱責
されているので、とにかく周回を稼ぐことが第一という走り方なのかな。



そして、フリー走行の二回目ですが、二回目は決勝戦のセットアップのための
データ収集をメインの目的にして、ショートラン、ロングランの想定で周回を
重ねることになりますが、ニコラス・ラティフィがコース上でストップ。

小さなトラブルはあったものの大きな事故は無く二回目が終了しました。
トップタイムはセルジオ・ペレスの1分42秒115。
二番手はマックス・フェルスタッペンで、レッドブル・ホンダの二連勝も期待
出来るかな?という感じの状態に見えます。

3番手がカルロス・サインツで、4番手がシャルル・ルクレールと一回目とは逆
になっていますがフェラーリの復調は本物の感じですね。

5番手にはピエール・ガスリーが入り、ムラが無くなってきているのでチーム
のリーダーとしての自信が結果に出てきているのかなという感じ。
角田裕毅は10番手になりトップ10(予選ではないけど)に入り、ウォールと
接触したりすることもなく周回を重ねて経験値を上げろというチームの指示を
忠実に守ることが出来ています。

不可思議なのはメルセデスで、モナコでは良いところの無かったハミルトンが
11番手、タイヤが外れないという想定外のトラブルでリタイヤしたバルテリ・
ボッタスが16番手と精彩を欠いています。

3回目のフリー走行で大転換をして、予選でポールポジションを獲得するとか
絶体に無いとは言いませんが、今年のメルセデスはマシンのご機嫌を取るのが
相当難しいような感じなので決勝は荒れるかも知れません。


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