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F1 第四戦 スペインGP 決勝結果 [モータースポーツ]

スペインGPは、昨年のF2で好成績(2レースが行われ、2回とも4位)を挙げた
カタルーニャ・サーキットでの開催ということで、相当の自信を持って臨んだ
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅でしたが、Q1で16位となり脱落、さらに
走行中のチーム無線でマシンに対する不満を述べたこと、ピエール・ガスリー
のマシンと挙動が違い、同じマシンとは思えないというコメントをしたことで
F1ジャーナリスト、元F1ドライバーからの批判を受けることになり、SNSで
謝罪するということになってしまいました。



自身の才能に自信を持ち、強気で攻めることについては厳しいF1の世界で上に
行くために必要な要件だとは思いますが、デビュー戦の9位で日本人として初
のワールドチャンピオンを狙える若者だと評価された後、2戦目の大きな事故
や3戦目の全く目立つことなく淡々とレースが終わった印象で、レッドブルの
ヘルムート・マルコの発言に、厳しさが出てきている時期だけにチーム批判は
絶体に避けるべき時でもあると思うので、まずは結果を出すことですね。


ホンダのエンジンを批判したフェルナンド・アロンソが二回目のインディ500
の出走をした時も、ホンダから出入り禁止を宣告されていますから、チームを
批判するのは、F1から締め出される覚悟が必要な大きなリスクです。

ピエール・ガスリーがレッドブルに昇格後、マックス・フェルスタッペンとは
マシンのセッティングが違うというような発言をした際にヘルムート・マルコ
に嫌われ、トロロッソ(現アルファタウリ・ホンダ)に降格させられたことを
忘れてはいけないと思います。

という話はともかく、予選順位は以下のようになりました。
1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
2 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
4 16 シャルル・ルクレール フェラーリ
5 31 エステバン・オコン アルピーヌ
6 55 カルロス・サインツ フェラーリ
7 3 ダニエル・リカルド マクラーレン
8 11 セルジオ・ペレス レッドブル・ホンダ
9 4 ランド・ノリス マクラーレン
10 14 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ
11 18 ランス・ストロール アストンマーティン
12 10 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ
13 5 セバスチャン・ベッテル アストンマーティン
14 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ
15 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ
16 26 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ
17 7 キミ・ライコネン アルファロメオ
18 47 ミック・シューマッハ ハース
19 6 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ
20 9 ニキータ・マゼピン ハース

なお、ハースのニキータ・マゼピンは、マクラーレンのランド・ノリスの予選
走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを受けているので、20位より
下が無いので20番グリッドですが、形式上は幻の23番からのスタートです。



決勝の結果は、今回で通算100回目のポールポジションのルイス・ハミルトン
を交わしてマックス・フェルスタッペンが先頭に立ったもののピットイン時の
4.5秒のロスタイムなどの影響もあり、徐々に差を詰められて60周目には逆転
してルイス・ハミルトンがオーバーテイク。

以後は先頭を譲ることなく、今シーズン3勝目ということで、メルセデスに不利
と言われていたレギュレーション変更にも対応して、ワールドチャンピオンに
向けて死角はない感じになってきています。

角田裕毅はマシントラブルで、今回のレースではただ一人のリタイヤ。
ミック・シューマッハとニキータ・マゼピンは安定のブービーと最下位。

マックス・フェルスタッペンが2位、セルジオ・ペレスが5位、アルファタウリ
・ホンダのピエール・ガスリーは10位に入賞して、ホンダ勢は角田裕毅以外は
入賞することが出来ました。

エステバン・オコンは9位に入りましたが、フェルナンド・アロンソは17位と
いうことで二年間のブランクは大きかったみたいですね。来年はいないな。


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