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女性には理解不能な男の虚栄心 [R18のお話]

発行部数が10年前、20年前から著しく減少している中高年男性向けの週刊誌で
「週刊現代」講談社と「週刊ポスト」小学館というのがあります。

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的外れな政治記事とか、おまえはネトウヨか?というような嫌韓記事を書いて
偏屈な中高年のウケを狙ったかも知れませんが、一般の良識ある社会人からは
さらにキワモノの雑誌扱いをされて、さらに部数は減っています。

部数が伸びない原因をどこに求めたのかはわかりませんが、死ぬまでセックス
とか、風俗店は危険だから妻とのセックスレスを解消する方法とか、中高年に
なったから諦めるのではなく、男はいくつになっても、勃ってこそ女性からも
認められる、みたいな記事が一年間回り続けているような感じがします。
※内容はよく分からないのですが電車の吊り広告ではそんな感じです。


現在はジェネリックも出ていて、価格は下がっているはずのバイアグラなどの
ED治療薬のことを書いてある見出しもよく見かけますし、精液(加齢とともに
精子の数は減りますが、精液は作り続けられているので一日当たりの量は減少
しますが、数日で20代の一回分ぐらいは溜まるはずです)を短い期間で増やす
ために摂るべき栄養素とか増やす方法を見出しでアピールしています。

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若かりし男たちが自分の持ち物がいかに「長く」「太く」立派に女性の賛辞を
得たかを自慢しあう場面に遭遇したことは何度もありますが、大きなモノだと
痛いだけでなにも気持ち良くないという意見があるのも事実なので、男たちは
「巨根伝説」をかなり勘違いしているなと冷めた目で見ていたのもまた事実と
いうことで、大きいのがエライ!精液の量が多ければ男らしくてステキ!だと
考えている人はそれなりに男たちの一定割合で存在すると思います。
それこそが男の虚栄心というか、自尊心というか、そんな要素の一つですね。

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一般的には精液を増やすといわれているのは亜鉛とビール酵母。
どちらもサプリメントとして販売されていますが、割と高価なものですからね
費用対効果とか考えたら躊躇する人も多いかも知れません。

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普通に生活をするのに必要な亜鉛の量は、ごく普通の一般的な食事でも一日に
必要な量に対する充足率が106%に相当するということで、お金を払って購入
して、食事で摂る以上にサプリメントを飲む必要はないようです。

でも、106%ではほぼ現状維持なので、精液を増やして快感を高めるためには
サプリメントは必要だなと思う人は、さらに亜鉛を摂取すれば望みが叶うかも
しれませんが、実は亜鉛を必要以上に摂ると、嘔吐や下痢の原因になるらしい
ということなので、余分に摂っても体に悪影響が出るだけのように思います。

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亜鉛と同様に効果があると言われているビール酵母(エビオス錠などのように
主にビール会社の関連企業が販売しています)も血圧を高めるという副作用が
あるみたいですからね、大量に精液を出して効果を確認した途端に最高の快感
と共に脳内出血で帰らぬ人になんてことになるかも知れないので要注意です。

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他にも、滋養強壮の効果があるされている高麗人参も、赤まむしドリンク的な
ノリで効果を上げようとして過剰摂取した場合は、逆に性欲減退の作用がある
ということなので、高いお金を出して調達する意味が無いです。

何事も過ぎたるは及ばざるが如し、昔からの言葉には重みがあります。


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