朴訥なイメージだった田中邦衛さん [訃報・追悼]
俳優の田中邦衛さんが、老衰のため3月24日に亡くなられていたことが各社の
報道で明らかになりました。
映画で大きな役を得たのは、加山雄三さんが主演していた「若大将シリーズ」
のライバル役「青大将」だったことは知っていましたが、若大将シリーズ自体
が1961年から1971年の間に製作・公開されていたこともあり、映画の内容は
全く知らないのが実際のところです。

また、故・高倉健さん主演の網走番外地シリーズにも、高倉健さんの舎弟役で
出演していますが、こちらも1965年から1972年の製作・公開なので、当時は
小学生だった私が「網走番外地」にハマることはありませんでしたから、映画
が中心だった頃の田中邦衛さんのことはほとんど知りません。
報道で明らかになりました。
映画で大きな役を得たのは、加山雄三さんが主演していた「若大将シリーズ」
のライバル役「青大将」だったことは知っていましたが、若大将シリーズ自体
が1961年から1971年の間に製作・公開されていたこともあり、映画の内容は
全く知らないのが実際のところです。

また、故・高倉健さん主演の網走番外地シリーズにも、高倉健さんの舎弟役で
出演していますが、こちらも1965年から1972年の製作・公開なので、当時は
小学生だった私が「網走番外地」にハマることはありませんでしたから、映画
が中心だった頃の田中邦衛さんのことはほとんど知りません。
そんな訳で、個人的には「北の国から」のイメージがとても強くて、青大将の
三枚目的な感じはなく、派手なことが嫌いで朴訥とした喋り方の、黒板五郎の
イメージが田中邦衛さんのイメージになっています。
テレビドラマの「北の国から」が始まったのが、1981年からで、まだテレビで
放映されるドラマがジャニーズ事務所に侵食される前でした。
テレビドラマにも相応の予算が付けられて、面白かった時代でもあったことで
「北の国から」は連続ドラマが放映された後、スペシャルドラマとして何度か
続編が放映され、黒板五郎=田中邦衛さんの物真似が流行ったりもしましたが
実際のところ、不倫の末に妊娠して逃げられるとか、借金を抱えて一家離散に
なるとか、お金が無くて貧乏暮らしとか、リアリティがあり過ぎて家族の暗い
描写が生々しすぎて、好きだけど好きになれない複雑な思いがあります。
「北の国から」の内容が云々の話ではなく、一つのブームを作ったヒット作品
の主役を演じた俳優が亡くなったということで少し話を出しました。
生涯俳優ということで、思うように体が動かなくなっても俳優を引退するとは
発表しないまま冥界に逝かれてしまった田中邦衛さん。
本当にお疲れさまでした。心よりご冥福をお祈りします。
2021-04-07 20:37
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