SSブログ

金の亡者になっているIOC [日本社会の闇]

日本国民の9%のみが開催を望んでいるとされている東京オリンピック
電通や建設業、そしてスポンサーに名乗りを上げている各報道機関と、政治家
以外にとっては海外から変異型ウイルスを持ち込む危険性の高いオリンピック
など全く必要ないという話ですが、国民主権という憲法の精神さえ理解不能な
欲ボケ政権は国民の意向など無視して開催を強行しそうな感じです。

hashimoto_seiko.jpg

本来ならば、参加するアスリートの健康面や参加後の帰国後の対応などを考慮
して適切に判断するべきIOCも欲ボケのバッハ会長を始めとしてクーベルタン
男爵のオリンピック精神など全く意識することなく、金儲け第一で開催以外の
選択肢はないと妄言を吐き続ける菅政権とJOCを全面的に支援しています。


ワクチンの接種は開催条件ではないと言い続ける日本政府も相当のバカ者では
ありますが、IOCのバッハ会長は日本政府やJOCに対して全く相談することも
無く、独断で中国製ワクチン(日本の厚生労働省は未承認です)のワクチンを
提供すると発表し、日本政府以上に開催に前のめりであることが分りました。

バッハ会長の唐突な発言は、3月12日の国際オリンピック委員会(IOC)総会
において、新型コロナワクチンの接種を希望する選手や関係者に対してIOCが
費用を負担(実際には中国政府が無償提供するみたい)して、中国製ワクチン
を提供するという内容で、その内容は日本政府、JOC共に事前に聞かされては
いなかったということでIOCとJOC、日本政府の間に緊密な情報交換など皆無
であることが露呈したと思います。

t.bach.jpg

バッハ会長の言い分では中国のオリンピック委員会から「東京大会と北京大会
の選手や関係者に対して中国製ワクチンを提供する」という申し出があったと
していて「IOCが費用の負担を行う」形でワクチンを供給する考えのようです。

そもそも、中国製ワクチンは認可されていないどころか厚生労働省に対しても
治験の申し出も無いのですから、ワクチンが提供されても日本のアスリートは
ワクチンの注射を受けることは出来ません。

中国が影響力を持つアフリカや中国製ワクチンを利用しているブラジルなどは
接種することは可能ですが、日本政府が認可しているファイザーや治験実施中
のモデルナ以外のワクチンを接種していてもワクチン接種済みで問題ないなら
日本で中国製ワクチンを使わない理由は何ですか?という話になります。

ファイザーやモデルナ、ジョンソンエンドジョンソン、アストラゼネカなどの
欧米のワクチン以外にも中国製やロシア製のワクチンでも承認されている国が
あり、その国の中で接種を受けていればワクチン注射済みで済むのならば潤沢
に供給が可能なロシア製や中国製についても早く承認するようにすれば良いと
思いますが、そうしない厚生労働省には不信感しかありません。

china_covid19.jpg

いづれにしても、実際に開催する日本政府、JOCに事前連絡がないまま海外の
選手に中国製ワクチンの接種を求めるIOCは日本の政府などはオリンピックを
開催するための資金提供者でしかなく、対等のイベントパートナーという存在
だとは思っていないように感じています。

観客の感染やアスリートの感染はIOCにとってはリスク要因ではなく、開催国
が責任をもって対応して開催するのが前提だと言いたいわけでしょうね。
このままIOCの言いなりになっていると、どんな副反応が出るのかの想像さえ
出来ないワクチンの使用を強要されて、後遺症が出ようが、本人の自己責任で
済まされそうで本当に国民不在の日本政府だと思いますし金儲け主義のIOCは
自浄作用によって組織が刷新されるまでは活動を止めるべきです。


nice!(40)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 40

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント






Copyright (c) 2013-2021 suzuran All right reserved