「鮭」に実名を変えられる国・台湾 [海外の話題]
二文字でサケという意味の字になるようです。)という文字が入っている人は
本人と同伴者5人まで無料で食べ放題コースを満喫できるというキャンペーン
を行ったところ、約150人の人が役所に改名を届け出たそうです。

正確に姓名の中に「鮭魚」と同じ読みの文字が一つあれば一割引、二つあれば
五割引で、「鮭魚」の文字が同じ読みで同じ文字だったら無料です。
実名を変えられる国=台湾とは書きましたが、台湾はあくまでも国際法上では
中国の一部を無断で占拠していることになっているので、大人の事情で名前を
変えたりしながら政治活動にも勤しむということなのかな。
そんな感じで、緊張感を持って名前を変えるという人もいる中で、食べ放題の
寿司に釣られて名前をサケにするというのは、ある意味では勇気のある人だと
言えるのかも知れません。
鮭魚を名乗ったら寿司が食べ放題だと言われたとして、日曜日の定番アニメの
サザエさんとかカツオくんのノリで、本名をサケに変更とか、普通に考えたら
実名の中にわざわざ鮭という文字を入れんだろうと思いますが、なんと台湾は
戸籍上の本名を最大で三回まで変えることが出来る、という法律になっている
こともあるということで、実名を「鮭魚」の入っている名前にして、食べ放題
を堪能したら、元に戻すという技を使えるみたいですね。
調子に乗ってヘンテコな名前を三回目に選択してしまったら、その後の人生は
ちょっと恥ずかしいことになりそうですが、それもまた良しかもね。
とりあえず今回は、スシローのお寿司を食べ放題にするために「鮭魚王」とか
「鮭魚炒飯」「爆震鮭魚」なんて名前を付けたわけですが、これって見方次第
では出世魚の名前みたいですね。
日本でもサーモン好きな人は多いのですが、香港やシンガポールの食品売り場
で販売されていた持ち帰り用の寿司コーナーは売り場全体がサーモンピンクに
染まるほど、サーモンに人気があるので特に希望者殺到だったでしょう。
鮭魚のキャンペーンは3月17日、3月18日の二日間だけだったので、その後を
予測して名前の中に「鮑」「蟹」「蝦」などの文字を最大36文字も入れた上で
改名した人もいるようで、もしも予測が上手く当たったとしても自分の名前を
呼ぶことに苦労しそうな長い名前になったと思います。ご苦労様です。
公的な身分証明書の名前を鮭魚に変えてしまうという発想は、実名を三回まで
替えられる台湾だからできることであって、日本のように選択制の夫婦別姓と
いう制度にさえ、一部の時代錯誤の国会議員が反対します、と署名簿を作って
地方議会に送付するような国ではあり得ない自由さですよね。
自由とか民主とか党名に付けながら、国民主権は間違っているという頭の悪い
国会議員がいる国では絶体にあり得ない自由さが良いな。
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