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F1プレシーズンテストがスタート [モータースポーツ]

去年まではスペイン・バルセロナのカタルーニャサーキットで開催されていた
プレシーズンテストですが、昨年から続く新型コロナウイルスの関係で可能な
限り移動を減らすという考えから、開幕戦が行われるバーレーンサーキットで
テストがスタートしました。



事実上、2021年F1の始動ということで、アルファタウリの角田裕毅をはじめ
ハースのニキータ・マゼピン、ミック・シューマッハの三人がルーキーとして
参加するほか、セルジオ・ペレス、ダニエル・リカルド、カルロス・サインツ
セバスチャン・ベッテル、フェルナンド・アロンソの五人が移籍したチームで
公式テストに臨むことになります。


テスト日程は、3月12日から3月14日までの三日間で、このテストで2021年の
新型マシンの運転特性を把握したドライバーが、総合チャンピオンを獲得する
可能性が高くなるということで、各チームともに所属する二人のドライバーが
平等にマシンを操作する機会を持てるようにと組まれたスケジュールに沿って
午前、午後の各4時間で組まれたセッションを走ります。

2月末以降、随時2021年の新車が発表されてきましたが、レッドブル・ホンダ
はテスト当日まで非公開だったことから、このテスト走行が2021年モデルに
進化したRB16Bの初公開ということになりました。

初日午前中に走行が終わった時点でトップタイムは、ルノーからマクラーレン
に移籍したダニエル・リカルドが出した1分32秒203で、それに続くのが昨年
イタリアGPで初優勝した、アルファタウリのピエール・ガスリー。
今年はチームリーダーとして角田裕毅のサポートも期待されています。

以下、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、ルノー改め、アルピーヌの
エステバン・オコン、フェラーリのシャルル・ルクレールと続きました。



ハースは開発の遅れで、事前のプライベートテストは行われておらず、今回の
テストのためにバーレーンに到着後に初めてエンジンを搭載するという状態で
午前の走行を担当したミック・シューマッハはギアボックスを交換するという
ことになり、周回数は15周のみだったということで参考記録にもなりません。

メインスポンサーがなく、ドライバーのスポンサーが頼りで、開発は遅れるは
もう一人のドライバーのニキータ・マゼピンは素行不良でイエローカード状態
ということになっているわけで、2021年の最終戦までチームが残れるのか?が
最大のチャレンジみたいなチームになっていますが、大丈夫なのかな。



午後からの走行も終えた結果、トップタイムはマックス・フェルスタッペンの
1分30秒674に更新されて、ランド・ノリス2番手、エステバン・オコン3番手
という結果になりました。

参考として、昨年のバーレーンGPでのFP1のタイムは1分29秒033です。
まだ本気出してないだけ~という感じなので、最終日までにどれだけタイムが
縮まるかというところでしょうか。

去年までは二日間のテストが、2回ありましたが今年はコロナ感染症の関係で
三日間のテストが今回のみで二週間後には本番ということになります。
どれだけ問題点を表面化させて、本番までに修正できるかがポイントになると
思いますので、去年とは違ったアプローチでテストが進められそうです。


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