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ネオユニヴァースが事故死 [競馬]

基本的に馬は夏の暑さに弱いので、引退した競走馬が夭逝するのは真夏の頃が
多いように思っていますが、次に多いのが今頃の時期の出産、種付けの時期と
いうことになります。


ナリタブライアンが逝ったのは6月でしたが、ほとんど次世代を残すことなく
胃破裂によって亡くなってしまいました。(引退の翌々年に急死)

人間でも出産時には出血のために出血性ショックで亡くなることがあるぐらい
ですから、出産時の事故で亡くなる繁殖牝馬は意外に多いです。
先日、急逝したシーザリオも死因は子宮の動脈破裂ということで、人間の場合
でも動脈瘤破裂が起きた場合、救命は非常に難しいのが現実です。


牝馬の場合は出産時の事故が死因の大半を占めるわけですが、種牡馬の場合は
種付け中の事故死という例も、死亡原因として挙げられます。
※ ほとんどの場合は放牧中に転んだりして骨折をして予後不良とか、老衰が
  死亡原因であることが多いです。

五年前の2016年、ダート競馬の名馬だったカネヒキリが種付け中の事故により
死亡するという報道がありました。



種付けですから別の表現をすると「交尾」ということで、犬や馬ですから人間
のような仰向けの女性の上に…ということはなく、人間の表現で言うところの
後背位ということになりますから牝馬の後ろから無防備に乗ることになるので
牝馬のご機嫌が斜めの場合、後ろに向かって蹴りが飛ぶので、その蹴りを腹部
に受けて内臓破裂とか、そんな理由で亡くなる例があります。

カネヒキリの時は、勃起した陰茎(ペニス)を蹴られたために尿道が損傷して
尿が出せなくなり膀胱が破裂して亡くなったそうですが、ネオユニヴァースの
場合は種付け後に牝馬が暴れたために転倒し、肩を骨折して予後不良になった
という報道があります。こういう場合でも医学上の定義だと人間なら腹上死と
して処理されそうな気がします。

人間の場合、状況がはっきりしているケースで東京都内で年間10件から20件
報告があるので、意外に多いみたいですので注意して下さい。

予後不良というのは治療の見込みが立たない状態のことで、手術などの治療を
しても蹄葉炎などの合併症によって苦しんで死ぬことが分かっている場合には
安楽死の処置がとられます。



自身が皐月賞と日本ダービーを勝って二冠馬になっている他、種牡馬としても
ドバイワールドカップで優勝したヴィクトワール・ピサや日本ダービーで優勝
したロジユニヴァースなどの父になっていて、血統は残っています。



理由は違いますが、トニービン産駒のジャングルポケットが、先日亡くなって
しまいました。往年の名馬が消えて行くのは寂しい限りです。


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