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ニュージーランドでM8.1の地震 [地球環境・自然・宇宙]

ニュージーランド沖の北部(太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界
の辺り)で、M7.3、M7.4、M8.1の大きな地震が1日に三回発生しました。



地震の形としては逆断層型の地震で、岩盤が双方から押し合い断層面の部分で
どちらかのプレートに乗り上がる形で発生したもので、ニュージーランドでは
西側にオーストラリアプレート、東側に太平洋プレートがそれぞれに少しずつ
移動しているためにニュージーランドでは地震が多く発生しています。


距離的には日本から離れていますが、太平洋プレートの南側が接しているのが
ニュージーランドで、北側が日本なので、両方の国は太平洋プレートの影響を
強く受けている国であり、境界線上にあるニュージーランドやフィジ-諸島で
大きな地震が起きると数週間から一か月後ぐらいに、日本でも地震が発生する
前例がいくつかあります。

ちなみに東日本大震災も逆断層型地震で太平洋プレートが北アメリカプレート
の下に潜り込んでいる、その境界部分で発生しています。



北アメリカプレートの下に太平洋プレートが潜り込むような状態が地球に大陸
が続いていて、太平洋プレートが北アメリカプレートの端の部分を巻き込んで
いるために、ある程度の歳月が経つと巻き込まれていた部分が跳ね返り、地震
と同時期に津波が発生するのが、このタイプの地震の特徴です。

ニュージーランド周辺で地震が発生した時は、太平洋プレートに歪が出るため
数千キロ離れた日本においても地震が発生に備えるのは大切なことです。

今年で10年目になる東日本大震災も発生日の3月11日から17日間(約二週間)
遡った2月22日に、ニュージーランドのクライストチャーチでM6.1の大地震が
発生して、ビルが倒壊し日本人留学生28人が亡くなっています。



東京大学の地震予知連のメンバーの助教授は関係を認めませんが、事実として
熊本地震も発生前に南太平洋で大きな地震があったので、科学の知見に頼る人
だけではなく、直感で関連性を感じる人もいるわけで、予測はしても100%の
確率で当たるわけではありませんし、逆に言えば当たらない方が、人は幸せな
わけですから、今はあえて大きな地震に備える時だと思っています。

ニュージーランドで大きな地震が起きたのが3月4日ですから、この日を起点に
17日後を考えると3月21日の日曜日の前後が地震が起きる可能性が高い日だと
仮説を立てることが出来ます。



東日本大震災の当日は、業務で千葉県船橋市に居ましたが、歩道と車道の隙間
から土砂と水が噴き出る液状化現象を間近に見たり、舗装道路が持ち上がって
段差が出来ていたり、避難場所のグラウンドが水田のような水浸しになるなど
このまま帰れないんじゃないか(当日は電車も止まって帰れませんでした)と
思ったりしましたが、翌日には帰ることが出来ました。

電話は基地局が容量オーバーになりメールも通話も出来なくなって、自宅への
連絡も出来なくなったので、それを契機に、専用メールサーバーの契約をして
通信手段を確保して、Twitterのアカウントも作り、外出時には予備バッテリー
を必ず持つようにしています。

大きな地震が起きることなく4月になれば良いのですが、日本は北米プレート
太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートの四つの岩盤が
せめぎ合う場所にありますから、地震がくるのは当然の位置ではあります。

地震が起きるのは避けられないことですから、地震が起きた時に被害を避ける
ことがもっとも大切なことだと考えることが重要です。



地震に備えて食料や水、スマートフォンの充電や予備バッテリーの充電などを
しておいて地震が来なければ、それはそれで良いことですので、地震に備えて
防災、減災の準備をすることをお勧めします。


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