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最近になって見聞きしたペットロスの話 [動物・ペット・虫の話]

歌手の氷川きよしさんが16年近く一緒に過ごしてきた愛犬ココアが亡くなった
ことをInstagramで報告し、「また生まれ変わって必ず会えるからね。幸せを
たくさんありがとう。私のところに来てくれて、かけがえのない最高の時間を
ありがとう」と気持ちを綴っていました。



獣医師の技量が上がり、ペットに対する検査体制も充実して(相応に、お金も
かかりますが)小型犬だと15年ぐらいは生きるのが普通になってきました。


一昨年亡くなった我が家のロッキーは18歳、先月には、飼い主さんが白血病の
ために犬と一緒に暮らせなくなってしまったので、病気が治るまでと預かって
いたミニーが16歳で逝ってしまいましたが、逝く前には、介護が必要な状態に
なっていて、もう頑張らなくてもいいからね、という状態になるまで、懸命に
生きてくれたので、氷川さんの言葉にとても共感します。

私が子どもの頃は獣医師も少なくお金もかかるので、なかなか獣医に診せると
いうこともなく、犬のご飯は人間の食べ残し(近所も含めて味噌汁かけご飯が
多かったです)だったこともあって、5歳ぐらいでジステンパーやフィラリア
で死んでしまったのと比べると大きな差があるようになっています。

小学生の時に、隣の家に怖い顔をした犬がいて、なかなか懐いてくれなかった
のですが、いろいろと努力を重ねてようやく懐いてきた時に、当時は放し飼い
が普通だったので、街に出るのに電車の駅まで行った際に一緒に歩いてついて
きてしまったのですね。今までは絶対にそんなことはなかったのに、その時に
限って駅までついてきて、電車が走ってきた、その先にホームから飛び降りて
しまったのでした。恐る恐るホームの下を覗いて見ると電車に跳ね飛ばされて
死んでいました。詳細な描写は止めときます。

それ以来、電車が怖いトラウマは今でも続いていますが、その事件は夏休み中
の出来事でしたが、食べることが出来なくなって結局、入院したりしたために
夏休みはほとんど病気のような状態で終わりました。

そんなことがあっても、親からは犬が死んだぐらいでと言われていたのですが
20年ぐらい前からですかね、ペットロス症候群という心の病気が普通に誰にも
起こりうることだと言われるようになりました。

子供の頃にそういう考え方が一般的だったら、入院するほどに憔悴することも
なかったかも知れませんが、ある意味メンタルが鍛えられた部分もあるかもね
というように考えられるようになっているので、大人になることで割れた氷の
ような痛みが刺さっていたのが溶けて角が丸くなってきているのでしょう。

長い間、一緒に暮らしたペットと別れることはやはり辛いことで、ペットロス
の痛みもよくわかりますが、そのペットロスの知人に自分が飼っていた愛犬を
譲り渡して叩かれているのがGACKTですね。



ペットロスで気の毒だから代わりに犬をプレゼントというのは理解できますが
普通はその人が好きな犬種を探してプレゼントすると思うのですが、自分自身
が5か月間も飼っていた犬は情が湧いていると思うし、犬も保護者として信頼
していると思うので、里子に出すことはないと思うんですよね。

YouTubeで投稿して批判されたら「喧嘩なら買ってやるからかかってこい」と
コメントしてみたりして大人気ないと言うか、批判する方が正論だと思うので
いい大人が妙な場面でいきり立ったりして不細工だなと思いました。

超一流を見抜く感性があると褒め称える人がいるみたいですが、私的な見方を
すれば「あんたって芋ね」という皿田キノコちゃんの台詞を贈ります。


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