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「鬼滅の刃」が興収ランキング一位を達成 [シネマクラブ]

今年、いろいろな場面で話題に上って、全く職務に集中してしない菅総理まで
全集中という言葉を使って不興を買った「鬼滅の刃 無限列車編」が10月16日
の上映開始から約二か月の12月26日に、今までの日本国内興収ランキング1位
だった「千と千尋の神隠し」の記録を破って1位になりました。



興行収入324億7889万5850円、観客動員2404万9907人ということで物価水準
の違いがあるので、映画の入場料が数百円だった時代の記録と比べても無意味
という見方はありますが、それでもやはり2000万人以上(複数回観見ている人
は当然いますが、単純に考えて国民の六人に一人は診ていることになります)
が一つの作品に集まったというのは、やはり作品の力でしょうね。




可能であれば映画を観る前に、テレビで放映されたアニメを見て、無限列車に
乗り込むことになった経緯を知ることで、より深く作品の中に入り込めると
思いますし、鬼殺隊で一緒に戦う我妻善逸や嘴平伊之助、鬼殺隊の幹部である
「柱」の存在や最大の敵は鬼舞辻無惨であることも理解できます。

主役の竈門炭治郎が圧倒的な人気があるわけではなく、冨岡義勇や煉獄杏寿郎
胡蝶しのぶなど、多彩なキャラクターにファンがついていることも映画の観客
動員が伸び続けている理由の一つでしょうね。



現在は韓国などアジア諸国で上映されていますが、来年にはその範囲を広げて
アメリカやフランスなどにおいても上映が決まっていて、日本での大ヒットの
様子が欧米での主要メディアで報じられていることもあり、上映が期待されて
いるという話もまんざら嘘でもないような感じです。

漫画は最終回まで行きましたが、アニメ化、映画化されていない部分がかなり
残っているので、そのあたりを映像化したら、来年一年ぐらいブームを超えて
定着した人気のままで続きそうな気がします。

最後に最新の国内での映画興収ランキングを書いておきます。
1.「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(20年)324億7889万5850円
2.「千と千尋の神隠し」(01年)316億8000万円
3.「タイタニック」(97年)262億円
4.「アナと雪の女王」(14年)255億円
5.「君の名は。」(16年)250億3000万円
6.「ハリー・ポッターと賢者の石」(01年)203億円
7.「もののけ姫」(97年)201億8000万円
8.「ハウルの動く城」(04年)196億円
9.「踊る大捜査線 THE MOVIE2」(03年)173億5000万円
10.「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(02年)173億円


長年守ってきた首位からは陥落しましたが、名作に間違いはありません。

ちなみに、踊る大捜査線には【レインボーブリッジを封鎖せよ!!】の副題が
ありますが、長すぎるので省きました。



20年破られなかった記録を抜いた、「鬼滅の刃」の記録が抜かれるのが20年後
だとしたら、その時には私はもう鬼籍に入っているかも知れません。


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