2020年は感染症対策の一年

新型コロナウイルスの感染拡大によって、何事においても自粛とか三密回避と
いう言葉が日常的に使われるようになると同時に、他人による行動の監視とか
帰省や旅行をした人に対する干渉が始まり、生活のためにルールを守って営業
をしている飲食店に脅迫に近い紙を貼る自粛警察と呼ばれる勘違いした正義を
押し付ける人間が現れるようになり、ウイルスの感染による死者だけではなく
生活苦、将来を悲観した自殺者が前年を大きく超える年になりました。



政府は芸能人が自殺をしたことにより、後追い自殺をしたという亡くなった人
の衝動的な理由だと矮小化を図っていますが、相当数の非正規労働契約の人が
仕事を失っている現実、非正規労働の人の過半数以上が女性であることにさえ
目を向けることなく政策の誤りについて真摯に検証することはありません。

経済活動の再開が重要だと言いながら、実際に多額の財政支援をして、政府が
助けようとしているのは、自民党幹部の資金源である旅行業協会とか竹中平蔵
が絡む政府委託事業と大企業のみという、あまりにも分かりやすい金権体質と
嘘と捏造と改竄と隠蔽で塗り固めた自民党政権が、コロナ禍によって疲弊した
国民の生活をさらに痛めつけているのが実態です。


この高齢者たちが若い世代の老後を真剣に考えるわけがないです。

そんな政治の失策によって、医療体制はひっ迫し助ける命と助けられない命の
選択が必要になるとまで言われていても、何十人単位の支援者を集めて忘年会
をするような国会議員を抱える自民党体質が、2020年の死者を増やしたことは
間違いのない事実だと思っています。年を越すためのお金もないという人達が
街中に存在する中で忘年会なんて言っている国会議員は必要ないです。



というような話はともかくとして、今年は例年以上に若い人が亡くなっていて
それは著名人の中でも同じような傾向があり、また新型コロナウイルスによる
感染症で亡くなった人も少なくはありません。

一つの心配事としてファッション性を重視したウレタン製とか布製のマスクを
使っている人が多いのですが、あれはあくまでも不織布マスクが品薄状態の際
の緊急対応だったことを忘れている人が多いかと思います。

外部からの微粒子の侵入率を比較すると、布マスクは100％通過します。
あの悪名を馳せたアベノマスクなんて当然、100％の侵入率で問題外です。
ウレタン製でも80％以上が通過しますが、不織布マスクの場合は製造工程で差
があって、スパンボンド方式で作られたものでも10％ぐらいの侵入率、価格が
高めのメルトブローン方式で製造されたものは6％ぐらいまで下げられます。

不織布マスクの品薄状態は解消していますし、メルトブローン方式の製造商品
でも、50枚入りで1,000円しないと思いますので、ウイルスの活性が高まって
危険な状況にある今の時期は不織布マスクを着けることをお勧めします。

感染症対策は来年も続くことになりますが、YouTubeでも感染症専門医からの
アドバイスを見ることが出来るので参考にすると良いと思います。

但し、ネトウヨ系のデマを本気で流している自称ユーチューバーもいますので
参考になるのは専門医の公式チャンネルに限った話です、ご注意ください。

タグ：隠し事 隠蔽体質 菅総理 二階幹事長 自民党

コメント 2

毎日ぜんこくで18000人が掛かっているんですからね、それもほとんどがアルコールを提供する飲食店と云う事ですがこんな新型のウィルスが入り込むと今のウィルでも対処出来ないでいるんですから一体どうするんですかね、都会の皆さんはもっと気を付けないといけませんね、地方へも流れてきておりますから怖いですね。
by kousaku (2020-12-22 08:40) 

kousakuさん:
コメントありがとうございます。
日本政府と厚生労働省は相変わらず検査をしたがりませんね。
もうすでに日本の感染症対策は三流国だと言われているのに
特定が難しいクラスターの特定に労力を割いて、もっと誰もが
手軽に検査を受けられる体制を作ることには後ろ向きです。

ワクチンについては副作用やアレルギーなどについて万全な検証が
なされているとは思えませんが、必要だと思っている人には速やかに
使えるようにするだけの手立てを整えておくべきだったと思います。

感染症対策のみならず、安倍晋三の疑惑解明や、アベノマスクや
GO TO トラベルの経費水増し、中抜き疑惑、さらに学術会議問題
など、なにごとにおいても後手後手対応の自民党政権も感染症拡大
の大きな要因だと思います。

by suzuran (2020-12-23 00:16)