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F1-grand prix 2020・第15戦 バーレーンGP [モータースポーツ]

年初の予定にあった21戦を短縮して、年間17戦で実施されている今年のF1も
残すところ3戦のみになり、すでにコンストラクターズ、ドライバーとも年間
チャンピオンも確定済みなので、後は来年の契約がまだ未確定のドライバーが
見せ場を作って、残留交渉、移籍交渉に少しでも優位に進めるようにするのが
一番の目標という感じではないかと思います。



現時点で契約が完了していない中には、ルイス・ハミルトンもいますが、本人
が望めばメルセデスに残留出来ることは確実なので、シートを失う心配は皆無
でしょうが、レーシングポイントを離脱するセルジオ・ペレスや、最終戦まで
のパフォーマンス次第で契約延長の可否が決まると言われているレッドブルの
アレクサンダー・アルボン、角田裕毅の新加入が確実視されていてシート喪失
が決定的なダニール・クビアト、すでに契約打ち切りを伝えられているハース
の二人にとっては厳しい3戦ということになりそうです。


ドライバーについては、順位よりもF1のシートを失わないことが最重要ですが
コンストラクターズの順位はF1の年間報奨金の分け前に直結するので、残りの
3戦で順位の入れ替わる3.4.5.6位のチームではポイント獲得は来年の予算にも
関係してくるので、上位のメルセデスとレッドブル以上に貪欲にポイント圏内
の10位以内での完走にこだわってくるでしょうね。

ちなみに、3位はレーシングポイントで154p、4位マクラーレン149p、5位に
ルノー136p、6位がフェラーリで130p、優勝すれば25p、2位でも18pの加算
になりますから、フェラーリが残り3戦で3位に上がることは計算上では可能と
いうことですので、まだまだ終戦ではありません。

例年、バーレーンではレースがありますが、今年はレイアウトを変えて二連戦
が開催され、最終戦はアブダビになります。

バーレーンのコースは砂漠の中にあるので、風が強い時は砂が流れ込むという
独特な自然環境でのレースになり、タイヤのグリップ力も低下するのと細かい
砂がエンジンの中に入り込んでエンジンに障害が出る危険性があるのでタイヤ
の選択とエンジンやギアボックスの防塵対策が重要になるコースです。

フリー走行一回目の結果は毎度おなじみのメルセデスの二人が1‐2位で終了。
3番手は前回のトルコGPで2位表彰台のセルジオ・ペレス、4番手は来シーズン
フェラーリへの移籍が決まっているマクラーレンのカルロス・サインツ。
5番手はピエール・ガスリーで、ホンダ勢では最上位になっています。

今回のフリー走行は来年仕様のピレリのタイヤテストも兼ねているため上位と
最下位のタイム差があまりない感じですが、2回目以降からはセッティングを
煮詰めてくると思うので、ベストタイムは短縮され上位と下位のタイム差にも
開きが出てくるようになるのではないでしょうか。

<追記>
フリー走行2回目で、アレクサンダー・アルボンがクラッシュしました。
ドライバーは無事でしたが、リアウイングからタイヤバリアに突っ込んだため
リアウイングからフロントノーズまで含めて大破、モノコックとエンジン本体
にはダメージはなかったようですが、残留が厳しくなったように思います。




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