SSブログ

コビット19のワクチンが完成 [健康・医療]

今年の初めから、世界中で疫病レベルの惨禍を引き起こしているコビット19の
予防ワクチンがアメリカのファイザーと、ドイツのビオンテックの共同開発と
アメリカのモデルナによって開発された二種類が治験結果を踏まえた上の最終
分析により95%の有効性が確認されたという発表がありました。

pfizer_covid19.jpg

アメリカはアホウなトランプ政権の無策によって、惨憺たる状況になっている
わけですが、それなりに対応しているはずのフランスでも感染者が200万人を
超えているということで、ノー天気に旅行に出かけようと音頭取りをしている
どこかのバカな国で感染者が少ないのは、遺伝子的な要因があるとか、雑種は
強いという一般論が証明されているのかという感じです。


アジア地域はともかくとして、その他の国々にとってはワクチンの完成は待望
の朗報ということになりますが、ファイザーのワクチンは保管温度がマイナス
70℃であることが必要という制約があり、ファイザーの工場から出荷する際に
冷凍コンテナを保冷トラックで搬出し、さらに保冷が可能な貨物機で世界各地
に飛ばす必要があるため、平均20機が必要だと試算されている専用の貨物機の
確保など輸送面での迅速かつシームレスな対応が必要になります。

モデルナのワクチンは少しだけ敷居が低くなりますが、それでもマイナス20℃
での保管が必要になり、このコールドチェーンが途切れると製造したワクチン
は無意味な液体でしかありません。

fedEX_fleet.jpg

それでも輸送面では、物流業者が今までの知見を活かして対応可能でしょうが
ワクチンは二種類とも二回打つ必要があるため、例えば日本政府は1億2千万回
のワクチンを確保したと豪語していますが、対応可能なのは国民の半数である
6千万人分ですからね、相変わらず上級国民優先の腐りきった日本政府の選別
によっては世界標準になっている「高齢者」「持病のある人」という優先順位
よりも、与党の議員、与党の党員、与党に献金している会社の重役が最優先と
いう結論になることは、ほぼ間違いないかなと見ています。

そしてもっとも懸念される問題は副作用です。
二種類のワクチンとも治験の結果として大きな副作用は出ていないという発表
がありましたが、そもそも妊婦と幼児は治験対象になっていません。

ですから、胎児に対しての後遺症や妊娠中の女性に対する副作用、免疫自体が
母親からの免疫に頼っている幼児に対する副作用は現時点では不明です。

最終的には個人の判断になることですが、個人的にはワクチンを打つより自然
に感染する方が安全性は高いかなというような見方をしています。

但し、それは無症状とか軽症で済めばという前提があるので、ワクチンの開発
と並行して、免疫の暴走(サイトカインストーム)の発症を抑える薬の開発も
進めてもらえればありがたいかなと思っています。

他に中国とロシアも、有効率90%程度のワクチンの開発が佳境だということで
変異が進み続けると指摘されている割には、ワクチンが速くできているような
感じなので、新型コロナウイルスと言われながらも既に世界的な感染拡大から
一年近くが経過して、ある程度は変異の速度が落ち着いてきたのかな。

一般国民にとっては、ワクチンが云々というのも他人事のような気がするので
あまり関心はありませんが、人口の70%が免疫を持てば流行は収束するらしい
ので、ワクチンを希望する人には早く行き渡ると良いですね。


nice!(45)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 45

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント






Copyright (c) 2013-2021 suzuran All right reserved