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F1-grand prix 2020・第14戦 トルコGP 決勝 [モータースポーツ]

トルコGPは思いもしない人が優勝するかも知れませんと書きましたが、結局は
メルセデスのルイス・ハミルトンが優勝という、いつもの結果となり、確実視
されていた7度目のワールドチャンピオンを確定させました。

Lewis_Hamilton_TurkishGP2020.jpg

ランス・ストロールがポールポジションからスタートしましたが、最終的には
自滅するだろうなという個人的な予想通り、37周目まではトップを守っていた
わけですが、雨が止んで路面が渇いてきたこともあってピットインした後には
追い抜いたルイス・ハミルトンに追いつくことも出来ないままで引き離されて
その後も速さを見せることなくズルズルと交代して結果は9位でした。




今年いっぱいでレーシングポイント(チーム自体も、来年はアストンマーチン
チームとして出直し)の契約を打ち切られるセルジオ・ペレスは、2位で入賞
したのに対して、ポールポジションからスタートしたにも関わらず9位にまで
順位を落としたランス・ストロールがチームに残るのはオーナーが父親だから
としか考えようがありませんでしたが、それはともかくとして、今回のレース
は思いもしなかった人が優勝するような気がする、という予測は外れましたが
3位に入賞したセバスチャン・ベッテルは今シーズンになってからの苦戦ぶり
が激しかっただけに、ちょっと驚きの結果だと思いました。



2位からスタートしたマックス・フェルスタッペンはスタート時点でタイヤが
グリップしなかったこともあり5位にまで順位を落としたものの、3番手までは
持ち直したものの、その後も何度か小さなスピンを繰り返して終わってみれば
6位という結果になり、完走した時には必ず表彰台を獲得していた今年の流れ
から外れてしまいました。

マックス・フェルスタッペンとはチームメイトのアレクサンダー・アルボンも
健闘はしたものの予選よりも順位を落として7位に終わり、見せ場がないまま
終わってしまったので、噂にあるようにレッドブルのシートを失うという見方
を否定できるほどの結果は出せていません。



今回、特に残念だったのはピエール・ガスリーで、予選の結果が良くなかった
ためにグリッド降格ペナルティを申請してPU交換をしようとしたところ、上位
のランド・ノリスとカルロス・サインツがグリッド降格になったため、作業を
中止して新しいPUへの交換を止めて、グリッド降格ペナルティを回避しようと
したものの交換していないという証明が出来ないためにグリッド降格は回避が
出来なかった上に、再度交換しようとしても時間が間に合わず元のPUのままで
レースに臨むという二度、三度の不手際になりました。

最後尾からのスタートで13位まで順位を上げたピエール・ガスリーは、かなり
の健闘だったと思いますが、ポイントは稼げなかったので残念でした。

元の15位から7台順位を上げれば8位でポイント圏内でしたからね、あくまでも
結果論ではありますが、アレクサンダー・アルボンよりもポテンシャルは高い
と見られているのは確実だと思います。

次走はバーレーンで開催される2連戦です。


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