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アーモンドアイのラストラン [競馬]

先日の天皇賞・秋を二連覇し、日本で唯一のGⅠ8勝を挙げている現役最強馬の
アーモンドアイが、次走のジャパンカップ(芝2400メートル・11月29日)を
最後のレースとして引退することが発表されました。



牡馬ならば、もしかしたら年内最後のグランプリ有馬記念に出走してから引退
ということもあるかも知れないし、現時点で5歳なので6歳までは現役続行かも
知れませんが、アーモンドアイは牝馬なので最強馬の次世代に夢を繋ぎたいと
いう要望は多いでしょうし、怪我はともかく競走中に落馬事故によって安楽死
という結果になった競走馬はGⅠを勝っている馬でも少なくはありませんから
今後のことを考えたら早めに現役引退と考えるのは妥当でしょうね。


天皇賞・秋も勝ちはしましたが、ゴールした時にはちょっと息が乱れた感じに
見えたので、3歳、4歳、5歳と大きなレースを戦ってきた疲れが出てきている
ようにも見えるので、ジャパンカップが最後のレースになるのは賛成です。



アーモンドアイは、現時点での国際規格のランキングで世界ランキング6位に
評価され、日本の競走馬では最上位になっていますが、次走のジャパンカップ
には、無敗の三冠馬になった牡馬のコントレイルと牝馬のデアリングタクトも
参戦が予定になっているため、有馬記念以上に盛り上がりそうです。

無敗の三冠馬のどちらかが無敗のままになるのか、両方ともアーモンドアイの
後に続くのか、11月29日の競馬中継はかなりの視聴率になるでしょうね。

アーモンドアイの父馬は、ロードカナロア(キングカメハメハ系)で、母馬は
フサイチパンドラ(サンデーサイレンス系)と社台グループの結晶的な配合に
なっていますが、デアリングタクトもサンデーサイレンスとキングカメハメハ
さらにシンボリクリスエス、コントレイルもディープインパクトの仔ですから
日本の競馬界でサンデーサイレンスの血統は本当に強いなと思います。

来年以降は、社台スタリオンステーションで新種牡馬ナダルの供用が開始され
シンボリクリスエスと同じくロベルト系で、さらにミスタープロスペクターの
血統も持っているので、デアリングタクトのように走る仔が出てきそうです。

という先の話はともかく、ジャパンカップで人気上位になるのは、間違いなく
アーモンドアイ、デアリングタクト、コントレイルになるでしょうが、3連単
を的中させても馬券的には美味しくないかも知れませんね。
但し、記念馬券としては持っていたい馬券になりそうな気がします。

とにかくレースまでに、そしてレース中に怪我をしないでレースを終えること
それが一番大切なことだと思うので、無事に引退して欲しいです。


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