ジュラシック・ワールドの三作目 [シネマクラブ]
三作目「ジュラシック・ワールド:ドミニオン」が新型コロナウイルスの影響
による撮影中断と再開時期を挟んで、2月下旬以来、約8か月間の歳月をかけて
撮影が終了し、編集作業に移行することになりました。
ショートフィルムは公開されています。
感染対策のために約500万ドルを費やし、撮影準備の段階からを含めると撮影
の開始から終了までに18か月がかかり、初期の安全対策以外にも約800万ドル
をかけてコロナウイルス対策を行い、撮影時に実施したPCR検査は4万回超と
いうことで、愚図でのろまな日本政府と厚生労働省が一般国民に実施している
割合の数倍どころか数十倍の密度ではないかと思います。
今回の三作目には、シリーズのオリジナル版「ジュラシック・パーク」で主役
のグラント博士役のサム・ニール、マルコム博士役のジェフ・ゴールドブラム
サトラー博士役のローラ・ダーンが出演するために最終章だとされていますが
プロデューサーはこれで終わりではないと言っています。
「ジュラシック・ワールド」シリーズになってからの主役であるオーウェン役
のクリス・プラット、クレア役のブライス・ダラス・ハワードは当然、出演し
前作で恐竜を保護するプロジェクトに参加していた臆病な青年フランクリン役
のジャスティン・スミス、同じプロジェクトで医療を担当していた聡明で勇気
のある女性ジア役のダニエル・ピネダも前作に続いて出演しています。
Battle at Big Rock | An All-New Short Film | Jurassic World
映画の内容については厳重な秘密主義で進められているため、ほとんど不明な
状況ですが、雪原の場面がチラッと出たことがあった他、ネットで公開されて
いる短編映画では野に放たれた恐竜たちが人間と共存することなく脅威の存在
として描かれていること、そしてタイトルの「ドミニオン」の意味が、支配や
主権、領地といった意味合いがあることから想像すると恐竜たちと人間たちが
地球上で自分たちの領有権の線引きをするようなストーリーになるのでは?と
思いますが、想像の域でしかありません。
オーウェンがブルーとの絆を繋ぎ留め、オリジナル版の三人の博士たちが人間
と恐竜の共存の形を描いて、結論に導かれるところで続くという感じかな。
来年6月の予定が、2022年6月まで延期になったのが残念ですが、今年公開の
予定作品の大半が来年に延期になっていますから致し方なしですね。
再来年の公開を楽しみにしています。
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