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初代ジェームズ・ボンドが死去 [シネマクラブ]

1962年は、スパイ映画「007」シリーズの第一作である「ドクター・ノオ」が
公開された年で、ついでと言ってはなんですが私か生まれた年です。
ということで、58年目の今年に製作された新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」
が11月20日公開なので、何かタイミングを合わせたような訃報になりましたが
第一作から主演を務めたショーン・コネリーさんが90歳で亡くなりました。



数年前から認知症を患っていたようで、007シリーズのサンダーボール作戦の
ロケ地で気候の良いバハマに数十年間住んでいましたが、体調不良で静養中に
寝ている間に亡くなったようですね。


スコットランド出身で政治的にはスコットランドの独立を支持していましたが
決して過激な行動をするわけではなく、アカデミー賞助演男優賞やゴールデン
グローブ助演男優賞など、ジェームズ・ボンド役を降板した後の演技に対して
多くの映画賞を受賞するなど、中心で目立つよりも、主役をしっかりと支える
役割で実力を発揮していた感じはします。

実際のところ、ショーン・コネリーさんがジェームズ・ボンドを演じた映画は
1960年代から1980年代なので、ジェームズ・ボンドとして印象に残っている
俳優は個人のロジャー・ムーアだったりするのですが、ショーン・コネリー=
ジェームズ・ボンドのイメージはやっぱり強いですね。

ショーン・コネリーさんとは全く関係ない話ですが、「007」シリーズの映画
の宣伝の時に、ゼロゼロセブンではなくダブルオーセブンと言いますよね。
でも、007って「00」というセクションに配置された、No.7のエージェントと
いう意味のはずなんで、ゼロゼロが正しいというか、元々、ゼロをオーと呼ぶ
のは全く意味が変わってしまうはずなんですが、どうして公式の宣伝であえて
ダブルオーセブンと表現するんでしょうね、ずっと不思議なままです。

電話番号で080をオーエイトオーとか、オーハチオーって呼ばないですよね。
ゼロハチゼロなわけで、もしも試験があったら007をダブルオーセブンと回答
したら「×」が付くはずなんですよ。

石ノ森章太郎さんの漫画「サイボーグ009」は主題歌の中でもゼロゼロナイン
と言われてますからね、あれが正しいと思うのですが、映画会社が公式な説明
をしたこととかありましたっけ?ということが頭に浮かぶので、007シリーズ
自体にあまり思い入れはありません。

トム・クルーズの「ミッションインポッシブル」の方がかなり面白いです。
という話を書きたいわけではなかったのですが、結論としては、亡くなられた
ショーン・コネリーさんの映画は、007シリーズよりも肩の力が抜けた感じの
「ザ・ロック」の方が好きでした。


レッドオクトーバーを追え

自分の母親を見ている限りでは、認知症で生きているのは楽しいことはないと
思うので、とにかく長生きすれば良いという考えは個人として否定的です。

お金があるから出来たことだとは思いますが、バハマでのんびりとした暮らし
をして、静かに旅立つことが出来たのは羨ましい気がします。
いつか、もう少し年齢を重ねて思い残すことも無くなり、この世にさようなら
をする時には、そんな死に方をしたいなと思ってしまいました。


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