F1-grand prix 2020・ドライバーの動向

ポルトガルGPのFP3（フリー走行3回目）が終わり、相変わらずトップタイム
を出したのはメルセデスのバルテリ・ボッタスが1分16秒654でトップになり
二番手には同じくメルセデスのルイス・ハミルトンが0.026秒差で続きます。

三番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが毎度の指定席
を確保して、四番手にアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが入って
五番手のアレクサンダー・アルボンまでが1分16秒台になりました。



この後、予選が行われて決勝のスタートグリッドが決まりますが、予選順位に
大きな波乱がありそうな要因は無いので、FP3の順位とはそんなに違いがある
とは思えないのですが、FP2ではピエール・ガスリーの後輪の辺りから出火し
シャシーとエンジンを交換するトラブルがありましたから、予期しないことが
発生する可能性は排除できません。

1．バルテリ・ボッタス（メルセデス） - 1分16秒654
2．ルイス・ハミルトン（メルセデス） - 1分16秒680
3．マックス・フェルスタッペン（レッドブル・ホンダ） - 1分16秒812
4．ピエール・ガスリー（アルファタウリ・ホンダ） - 1分16秒930
5．アレクサンダー・アルボン（レッドブル・ホンダ） - 1分17秒117
6．シャルル・ルクレール（フェラーリ） - 1分17秒229
7．カルロス・サインツ（マクラーレン） - 1分17秒238
8．セルジオ・ペレス（レーシングポイント） - 1分17秒297
9．ランド・ノリス（マクラーレン） - 1分17秒478
10．エステバン・オコン（ルノー） - 1分17秒666
11．セバスチャン・ベッテル（フェラーリ） - 1分17秒685
12．ダニール・クビアト（アルファタウリ・ホンダ） - 1分17秒720
13．キミ・ライコネン（アルファロメオ） - 1分17秒922
14．ダニエル・リカルド（ルノー） - 1分17秒935
15．ジョージ・ラッセル（ウィリアムズ） - 1分18秒032
16．ランス・ストロール（レーシングポイント） - 1分18秒100
17．アントニオ・ジョビナッツィ（アルファロメオ） - 1分18秒201
18．ケビン・マグヌッセン（ハース） - 1分18秒287
19．ニコラス・ラティフィ（ウィリアムズ） - 1分18秒397
20．ロマン・グロージャン（ハース） - 1分18秒454

開幕が遅れて計画されていたスケジュールは破棄され、過去に例の無い開催が
続いていますが、シーズン半ばを過ぎたことでドライバーの移籍も表面化して
きていて、現時点で今年と同じチームに留任が確実なのはバルテリ・ボッタス
ルイス・ハミルトン、マックス・フェルスタッペンぐらいで、他のドライバー
は移籍が確定済みの人もいれば、噂段階の人もいて、コロナ禍であまり動きは
なさそうという関係者の予測は外れています。

一昨年でF1を引退したはずのフェルナンド・アロンソがアルピーヌ（2021年
からルノーはアルピーヌにチーム名が変わります）から出走するのは確定済み
で現在、ルノーから参戦しているダニエル・リカルドはマクラーレンに移って
エステバン・オコンが残るはずでしたが、フランスの企業であるルノーは来年
速いフランス人ドライバーで揃えたいという計画があるため、アルファタウリ
のピエール・ガスリーを引き入れようとしているようです。

エステバン・オコンもフランス人なんですが、ルノーチーム内ではあまり速さ
を感じられないのでしょうかね、失礼な話ではあります。

レッドブル系ではアレクサンダー・アルボンのパフォーマンス不足が指摘され
レーシングポイントから放出されるセルジオ・ペレス、今年は緊急待機要員に
なっていたニコ・ヒュルケンブルグの二人のうちのどちらかが育成ドライバー
以外ではあるものの、方針を変更して抜擢されるかも？という見方があるので
アレクサンダー・アルボンはシートを失うかもしれません。



今年は現在までのところサッパリなハースは、チームの資金難のために大口の
個人スポンサーを持たないケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンとの
契約を延長せず、10億円（1,000万ドル）規模のスポンサーを持つドライバー
との契約を考えているとのことで、来年のハースのドライバーはスポンサーに
恵まれた持参金付きのドライバーがシートを買う形で参加しそうです。

ドライバーの話を長々と書いていたら、いつまで経っても終わらないので今日
はこの辺で終わるようにします。

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