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F1-grand prix 2020・第10戦 ロシアGP決勝 [モータースポーツ]

ロシアGPの決勝は、予選の結果通りのスタートにはならず、アレクサンダー・
アルボン(レッドブル・ホンダ)と、ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)
の二人がギアボックスを交換したために、5グリッド降格ペナルティを受けた
ことによりスターティンググリッドに変動がありました。



アルファロメオのキミ・ライコネンにとっては、F1通算322戦目の出走になり
今までの最多出走記録を持っている、ルーベンス・バリチェロと並んだことで
次回のレースに無事に出走すれば単独で最多出場記録が成り立ちます。


決勝結果については、メルセデスのバルテリ・ボッタスが今シーズン二勝目を
挙げた他、二戦連続リタイア中だったマックス・フェルスタッペンは、手堅く
二番手をキープして二位表彰台に上がりました。



ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンはレコノサンスラップ
(決勝スタート30分前にピットレーンの出口が解放され、各マシンは決勝15分
前=15分間はピットレーンを通過する限りは、時間の許す範囲内でコース上を
走行してマシンのセッティングの確認をすることができる)の際に、スタート
の練習をしたわけですが、スタートの練習が出来るエリアは決まっているため
そのエリアから逸脱したのでペナルティを課されました。

また、レコノサンスラップの際は一定の速度で走行しなければならないという
ルールがありますが、スタートの練習をするために一時停止をしたために規定
に違反したとして、さらにペナルティを課されました。



ということで、ルイス・ハミルトンにはそれぞれのペナルティを合算して10秒
のペナルティとなり、その結果、ルイス・ハミルトンは3位でゴールとなって
表彰台には上がりましたが、ミハエル・シューマッハの持つF1最多勝利記録に
並ぶ91勝目を挙げることは出来ませんでした。

max&lewis.jpg

ホンダエンジンのマシンは、マックス・フェルスタッペンが2位になった他に
ダニール・クビアト8位、ピエール・ガスリー9位、アレクサンダー・アルボン
10位と4台が完走と入賞となり、2019年のモナコGP以来となる全てのマシン
がポイント獲得を達成することは出来ましたが、ピエール・ガスリーの序盤の
様子から考えると、不満の残る結果だったように思います。

次回は10月9日から10月11日まで、ドイツのニュルブルクリンクで開催される
アイフェルGPということになります。
ペースを取り戻したマックス・フェルスタッペンとアルファタウリで存在感を
高めているピエール・ガスリーが表彰台に上ることを期待します。


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