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マリファナの合法化に向けて世論誘導? [日本社会の闇]

俳優の伊勢谷友介が大麻取締法違反で逮捕されたというニュースが、それぞれ
のニュースサイトでメインのニュースになっていることに多少の違和感がない
わけでもありませんが、相変わらず政治の世界(自民党総裁選)で安倍晋三の
数々の行状について立候補者にコメントを求めました、なんて感じで自民党に
都合の悪いニュースが出てくると、芸能人が逮捕される「不可思議な偶然」が
依然として続いていることに、日本の報道関係がいかに無意味かつくだらない
存在であるかが証明されたような気がします。

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ということで、メディア関係者の自戒を期待しつつも、日本にジャーナリスト
はいないという海外の見方もあるぐらいなので、期待しても仕方ないですね。
そういう国をいつかは現在の10代、20代が変えてくれることでしょう。


それはともかくとして、芸能界の薬物はここ最近ではピエール瀧が麻薬取締法
違反容疑で有罪判決(執行猶予3年)を受け、沢尻エリカも麻薬取締法違反で
有罪判決(執行猶予3年)が出ています。また槇原敬之が覚せい剤取締法違反
と医薬品医療機器法違反で、同じく有罪判決(執行猶予3年)ということから
捕まっても初犯なら執行猶予が付くから大丈夫みたいな感覚があるのかな?と
いうレベルですね。ジャニーズ事務所の誰かも逮捕されたような気がしますが
あそこの事務所にモラルがあるとは思えないので話題にもしたくありません。

マリファナを薬物汚染と書き立てているメディアですが、芸能人のあの人達も
逮捕はされても執行猶予が付いているんだから、そんなに騒ぐことでもないと
実はマリファナの解禁に向けて世論誘導を画策しているのでは?なんてことを
思うこともあるのが薬物関係の報道の仕方です。

marihuana_leaf.jpg

世の中には大麻は医療用として有効だと主張する安倍昭恵なんて人がいるので
そういう言説を信じてマリファナは悪くない、と考える芸能人がいるとしても
不思議ではない気がしますが、では実際にマリファナにどんな有用性があるか
という研究は意外に多くの研究が進められています。

スペインではマリファナに含まれる成分が、がんの増殖を抑制するという研究
結果が医療情報誌(医師を対象とした専門誌)掲載されています。

研究の概要はマリファナに含まれるテトラヒドロカンナビノールという成分を
人為的にがんを発症させている実験動物のマウスに投与した際、腫瘍の成長が
抑制されて、がん細胞が破壊されるという効果があったということで、それが
人間でも同じ効果が出るのかまでは検証されていません。

マリファナが、人体に健康面でどのような影響を与えるのか?という前提での
研究は他にもいろいろと試されていて、生活習慣病である、心筋梗塞や脳梗塞
がんのリスクを高めるという研究結果が発表されている反面、アルツハイマー
の予防に役立つとか、エイズ患者の体重増加に役立つ、という結果も出ている
ことから、医療目的でマリファナを解禁しよう、と主張している人が聞いたら
喜んでしまいそうな効能も報告されています。

但し、生物兵器としても研究されている猛毒のボツリヌス菌の毒素を薄めた液
が、中高年の人のしわ取り(アンチエイジング効果)があるとして美容整形の
分野で利用されていたり、フグ毒のテトロドトキシンやマムシなどのヘビ毒も
投与量を少なくすれば薬としての効果があることが知られていますから、毒も
使い方次第で薬になるというのはありますが、ボツリヌス菌やフグ毒、ヘビ毒
でトリップはしませんから、意味合いは違うように思います。

というようなことで、マリファナに薬効作用があるからといって解禁するほど
世界の政治家はアホではないと思いたいですが、自国の国民の約七割から支持
されていなくても首相ができてしまう某国がありますから、人気取りを目的に
量や年齢を制限すれば販売可能というようなザル法を作って解禁に踏み切って
しまう愚か者が首相になる可能性もゼロではありません。

マリファナに依存性はないとは言われていますがマリファナの幻覚に慣れたら
さらに強烈な刺激を求めて、合成麻薬や覚醒剤、さらにはヘロインへと依存性
の高い強い薬を求めるようになっていく、と考えるのはごく普通のことですし
そもそも、覚醒剤で薬物依存になった人がエスカレートする欲望を自制できる
わけがないと思いますので、なんとなく芸能人を逮捕して牽制しているような
雰囲気はあるものの解禁に動きそうなメディアの動きを警戒しています。


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