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F1-grand prix 2020・第8戦 イタリア [モータースポーツ]

ベルギーGPが終わって一週間、コビット19の感染症対策という史上初めての
理由によってタイトなスケジュールが組まれているF1は、今週はイタリアGP
ということでモンツァの高速サーキットでのレースです。



来週も同じイタリアでレースがありますが、モンツァではなくF1発開催になる
ムジェロ(イタリアのトスカーナ州、フィレンツェの近くにあるサーキットで
フェラーリのテストコースとしても使用されています)での開催になります。


ムジェロでのレースは、フェラーリがF1に参戦して1,000回目のレースであり
今年は調子の悪いフェラーリですが、このレースをきっかけに復調に向けての
再スタートという感じになるかも知れませんが、来週の話なので、モンツァの
第8戦に話を戻します。

フリー走行の一回目では、ピエール・ガスリーが4番手のタイムを出したりと
ホンダエンジンの調子は悪くありませんでしたが、高速サーキットはホンダの
エンジンとはやはり相性は良くないようで予選の結果、ホンダエンジン搭載の
ドライバーではマックス・フェルスタッペンの5位が最上位でした。



1.ルイス・ハミルトン(メルセデス) - 1分18秒887
2.バルテリ・ボッタス(メルセデス) - 1分18秒956
3.カルロス・サインツ(マクラーレン) - 1分19秒965
4.セルジオ・ペレス(レーシングポイント) - 1分19秒720
5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) - 1分19秒795
6.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分19秒820
7.ダニエル・リカルド(ルノー) - 1分19秒864
8.ランス・ストロール(レーシングポイント) - 1分20秒049
9.アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ) - 1分20秒090
10.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) - 1分20秒177



アレクサンダー・アルボンは、ニコ・ヒュルケンブルグと交代させるべきだと
ラルフ・シューマッハとか、ミカ・ハッキネンがゴチャゴチャと言ってますが
実際にチームアドバイザーなどの役職ではない、単なる評論家である自分たち
の立場を意識した発言をした方が、過去の実績を汚さないで済むと思いますが
なにか言わないと気が済まないのか、目立ちたいのか不思議な存在ですね。

もしも、アレクサンダー・アルボンを交代させるとしたら、ジュニアチームで
割と好調なピエール・ガスリーだと思いますが、いろいろと思惑がありそうで
なんか邪魔くさいリタイア組だなと思いながら見ています。

そんな話はともかくとして、モンツァのイタリアGPと言えば忘れられないのは
ロータスから参戦していて事故死したロニー・ピーターソンです。



マシンの両側にダウンフォースを得るためのサイドスカートを履かせて、その
機能と翼のような形状からウイングカーと呼ばれた、ロータス78で事故に遭い
事故直後には担架の上で話をしていたロニー・ピーターソンが足の骨折の手術
を受けた翌日、手術時に血液中に紛れ込んだ脂肪の粒が内臓への血流を阻害し
血管が閉塞したことにより亡くなってしまいました。

イタリアは医療レベルが低いので、術後の管理が的確になされずに亡くなった
けれど、ドイツで同じ事故に遭ったとしたら彼は死なずに済んだと、ドイツで
事故を経験しているニキ・ラウダが批判したことも話題になりましたが、同じ
事故でも医療レベルの違いで生死が分かれるというのも残念な話です。

当時と比較しても安全技術の進化は比べようもないレベルですが、まず事故に
遭わないことが重要ですからね、2020年のモンツァではシャルル・ルクレール
が高速でタイヤバリアに突っ込みましたが、怪我はなくて良かったです。



ということで、決勝では赤旗中断を含んでセーフティカーが二回登場するなど
波乱の展開になりましたが、アルファタウリのピエール・ガスリーが初優勝と
いうホンダにとっては嬉しいサプライズがありました。

その代わりと言っては何ですが、マックス・フェルスタッペンはスタートから
不調気味な感じで、シャルル・ルクレールの単独クラッシュ後の赤旗中断の後
再開されてすぐにパワーユニットのトラブルでリタイアしてしまいました。

セバスチャン・ベッテルのマシンは、シャルル・ルクレールの事故よりも前の
段階でブレーキが制御できなくて1コーナーで暴走状態になり、フェラーリは
来週の1,000回出場を前に良いところなく終わりました。



ルイス・ハミルトンはセーフティカーがコースに入った際にタイヤ交換をした
ということで、10秒のペナルティが科されたため優勝争いからは脱落、同様に
アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィも、10秒のペナルティとなって
いろいろとあったレースになりました。



決勝結果
1.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2.カルロス・サインツ(マクラーレン)
3.ランス・ストロール(レーシングポイント)
4.ランド・ノリス(マクラーレン)
5.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
6.ダニエル・リカルド(ルノー)
7.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
8.エステバン・オコン(ルノー)
9.ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
10.セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

15.アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
リタイア.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

こんな感じになっているので、もしかしたらアレクサンダー・アルボンは噂に
出ているようにピエール・ガスリーと交代になるかも知れませんね。


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