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チャドウィック・ボーズマンさんが死去 [訃報・追悼]

2018年に公開され、黒人が初めて主役を演じたヒーロー映画として、アメリカ
のみならず、日本でもヒットした「ブラックパンサー」の主役ティ・チャラと
ブラックパンサーのチャドウィック・ボーズマンさんが大腸がんのため43歳の
若さで亡くなりました。
※ディズニー公式では結腸がんで死去となっています。



大腸がんの診断を受けたのは2016年ということなので「ブラックパンサー」
が公開された頃には、すでにステージ3の状態だったようです。


「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの作品として大ヒットを
記録した「ブラックパンサー」は映画単体だけでなく、「アベンジャーズ」の
メンバーとして、2018年公開の「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」
2019年「アベンジャーズ エンドゲーム」にもブラックパンサーとして出演
していましたから、ステージ3からステージ4に移行した状態でも、映画の中で
活躍が出来たというのは、現代の医学が大きく進歩していることも大きいとは
思いますが、誠実に映画に取り組む人柄もあったのでしょうね。





アベンジャーズの仲間たちの、ブリー・ラーソン(キャプテン・マーベル)や
クリス・プラット(スターロード)、マーク・ラファロ(ハルク)たちが訃報
が出た直後から追悼コメントを出していることからも、多くの関係者や共演者
から敬意を持って接してきた人柄が偲ばれます。

アカデミー賞では黒人が主役で、なおかつヒーロー映画として過去に例のない
作品賞にノミネートされ、その他の計7部門でノミネートされた中で、作曲賞
衣装賞、デザイン賞の3部門でアカデミー賞を受賞していますから、ある意味
アメリカの映画史に残る作品の主役として、チャドウィック・ボーズマンさん
の名前は歴史の中で生き続けることでしょう。

「ブラックパンサー」は続編の公開も予定されているはずですが、コロナ禍と
チャドウィック・ボーズマンの闘病の影響か、映画が完成したという話は全く
出ていないので、全く別の俳優をキャスティングするのか、実は大半の撮影が
済んでいて編集段階なのかもわかりませんが、新たな主役候補を選考するのは
前作のイメージが強いので難航するかもしれませんね。

若いがために病気の進行が速かったのかも知れませんが、癌は怖い病気ですね
逝ってしまったチャドウィック・ボーズマンさんのご冥福をお祈りします。


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