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2021年・日本人F1ドライバーがデビュー? [モータースポーツ]

現在のF1には日本人ドライバーは参戦していません。
レッドブル、アルファタウリとのワークス体制で、ホンダがエンジンを供給し
スポンサーとして、メルセデスをEPSONが、レーシングポイントをJCBが支援
していますが、ドライバーは皆無です。



1976年には初めて日本(富士スピードウェイ)で開催されたF1レースにSPOT
参戦の形で長谷見正弘、星野一義、高原敬武の三人が出走しましたが、年間を
通してフルシーズン参戦したのは11年後の1987年に、中嶋悟がロータスから
デビュー(メインドライバーはアイルトン・セナ)したのが日本人初でした。


1989年にフル参戦した鈴木亜久里は1990年に日本人初表彰台になる三位入賞
を鈴鹿サーキットで開催された日本GPで達成しました。



その後も、片山右京や佐藤琢磨、中嶋悟の息子の中島一貴、小林可夢偉などが
フル参戦ドライバーとしてF1デビューをしましたが、経営不振の弱小チームが
多かったためドライバーの実力よりもマシンの戦闘能力不足によって、実力を
発揮しきれないままでのF1からの撤退が続き、2015年から日本人ドライバー
皆無の状態が続いています。

が、レッドブルのジュニアプログラムで育成ドライバーになっている角田裕毅
のF2での2020年ランキングが現時点で3位になっているため、現在のランクを
維持して2020年を終わればスーパーライセンスを獲得できることから、来年
アルファタウリ・ホンダからのデビューが可能になります。




現時点でアルファタウリのダニール・クビアトが昨年のようなパフォーマンス
を発揮できていない(現時点で2ポイント)ため、角田裕毅がライセンス獲得
に成功したら、ダニール・クビアトの契約解除と角田裕毅のF1昇格が決定する
可能性が高くなっています。

もしかしたら、アレクサンダー・アルボンがレッドブル・ホンダから契約解除
になってピエール・ガスリーが昇格する、ということもあるかも知れませんが
それにしてもアルボンがアルファタウリに降格するかも知れないし、アルボン
が降ろされた後に、ニコ・ヒュルケンブルグが加入するかもしれないという話
もあるので、いろいろなパターンはあるかも知れないので確実ではありません
が、昇格の機運が高まっているのは事実です。

来年は6年ぶりに日本人F1ドライバーがデビューするかも知れません。


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newton

雨の富士スピードウエイで、ハントとラウダの戦いは忘れられませんね。

by newton (2020-09-03 14:25) 

suzuran

newtonさん:
こめんとありがとうございます。

ニキ・ラウダが大事故に遭って火傷の傷が全快していない中で、ワールド
チャンピオンを目指して復帰したものの豪雨の中でのレースになり、中止
を進言しても受け入れられなかったラウダは途中でリタイアして、成田で
ジェームズ・ハントが逆転優勝したニュースを聞いたとされるレース。

星野一義の追撃も凄かったもののタイヤがないという、現在なら絶対に
あり得ないアクシデントでリタイアしているレースでもありました。
日本でのF1黎明期の話で忘れられないです。

翌年にはジル・ビルヌーブとロニー・ピーターソンの事故により観客が
死亡する大きなアクシデントもあり、日本でのF1レースとF1への参加
が封印されたのが残念でなりませんでした。
by suzuran (2020-09-04 21:46) 

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