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マルク・マルケス 連覇は断念 [モータースポーツ]

実際のところ、自分自身が二輪には乗らないので、F1とFormula-Eほどの興味
はないのですが、二輪レースのトップカテゴリーであるMotoGPクラスの王者
であるマルク・マルケスぐらいは存じております。



F1でメルセデスのルイス・ハミルトンという、絶対王者が存在するのと同じく
Repsol Honda Teamのマルク・マルケスは2013年からMotoGPクラスに参戦
2013年、2014年にチャンピオンを連覇、2015年は総合3位に終わりましたが
2016年から2019年まで4連覇、今年は5連覇を目指して参戦していました。


ちなみにマルク・マルケスとワークスホンダのRepsol Honda Teamとの契約
は2021年から2024年の4年間の契約更新が済んでいます。

コロナ禍のため7月19日まで延期されたスペインGP(第二戦)で転倒し、右腕
を骨折したためにチタン製プレートで固定する手術を受けた結果、医師団から
第三戦の出場許可を取ることは出来ましたが、結局は欠場となっていましたが
プレートの不具合が見つかり再手術が行われたために復帰まで2-3か月が必要
ということになりました。



今シーズンは現在ポイントが「0」の上、11月22日の最終戦までに復帰すると
いうことは難しいため早期の復帰ではなく、100%の状態に治すことを目標に
するという方針がチームから発表され、来年の総合優勝を目指すことになった
ということです。(完治する前に出場して来年出られなかったら意味がない)

Halo(インディカーはエアロスクリーン)を装備して、安全性が高まっている
フォーミュラカーのレースに対して2輪はレーシングスーツやプロテクターで
安全装備を身に着けてはいますが、転倒のリスクもあれば衝突のリスクもある
ということで、アクシデントが起きれば4輪よりは危険だと思います。

先日のオーストリアGPではフランコ・モルビデッリとヨハン・ザルコが衝突し
ザルコのバイクが、0.何秒の違いでバレンティーノ・ロッシとマーベリック・
ビニャーレスの目前を飛んでいきました。



レース後、時速300キロ近いレース中の不適切なブレーキ操作(判定は故意に
操作したと結論付けています)が原因として、次のレースではザルコはピット
スタートのペナルティを受けましたが、もしも直撃していれば大怪我どころか
死者が出るような事故を故意に起こしたにしては軽いペナルティです。



そんな危険と隣り合わせのレースを4連覇しているマルク・マルケスはやはり
センスが違うようで、2018年にはトロロッソのF1マシンで好タイムを出して
F1に移っても勝負が出来ると言われていましたからね、来年は再び総合優勝を
目指して完璧な状態で復帰することでしょう。


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newton

前回のGPクラスでもレッドフラッグが出ましたね。危険と隣り合わせですね。今年のGPクラスは混戦で楽しみです。

by newton (2020-08-27 15:18) 

suzuran

newtonさん:
コメントありがとうございます。

レースで盛り上がるのは良いのですが、故意にブレーキをかけて衝突を
誘発するような競技者は資格停止するべきだと思います。

激しいバトルは期待してますが、怪我人が出たり、ましてや死人が出る
ことを期待して観ている人はいないと思いますから、出来る限り赤旗を
振らなくてもいいレースをして欲しいものです。

by suzuran (2020-08-27 18:01) 

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