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インディ500・佐藤琢磨は予選三位 [モータースポーツ]

新型コロナウイルスの感染拡大によって、レース自体の開催も危ぶまれていた
インディ500(インディアナポリス500マイルレース)でしたが、例年通りの
5月末の開催は出来ませんでしたが、約三か月の延期にはなりましたが8月23日
に決勝ケースが行われます。



真夏の暑さの中での500マイル(800キロ)のレースは、104回目の開催になる
今年が初めてということもあり、例年とは違う気象条件の下でのセッティング
とドライバーの体調維持という課題を上手く乗り越えたチームが勝利者になる
レースになるという見方がされています。


毎年30万人以上の観客を動員して、レースの前には人気ロックグループによる
エンタテイメントも高齢化していますが、今年は感染症対策が最大の取組事項
ということで、無観客でのレース開催になることが決定しています。

そんな異例が満載のインディ500に今年も佐藤琢磨は出走します。
決勝に出走するマシンは33台、そのうちの18台がホンダエンジンを搭載して
当然、佐藤琢磨もホンダエンジンのRahal Letterman Lanigan Racingからの
出場ということで、去年も決勝を3位でゴールしていますから、二度目の優勝
への期待は高まっています。(2017年に初優勝)



2017年に佐藤琢磨が優勝した年に初参戦したフェルナンド・アロンソも三冠を
目指して出場しますが、昔とは違ってトヨタ以外にワークスチームが存在して
いないル・マン24時間レースの優勝がインディ500の優勝と同じような価値が
あるかという点で、個人的には三冠に意味があるとは思えません。

そうは言っても世間ではF1モナコGP、ル・マン24時間レースとインディ500
の優勝を三冠だと言っているので、それを目指すのは本人的には価値あること
なんでしょうが、去年は予選落ちをしているフェルナンド・アロンソが優勝と
言っていることには違和感しか感じません。


走行中に壁には当たっているし、優勝以前に周回が出来ていません。

今週末の決勝を前に15日、16日に行われた予選ではマルコ・アンドレッティ
(アンドレッティ・ハータ)がポールポジションを獲得し、佐藤琢磨は初めて
予選3番手になりフロントローからのスタートになります。
レギュラーシーズンのポールポジションはありますが、インディ500では過去
最高の位置からのスタートです。

予選の上位10台の内でシボレー(インディカーのエンジンはホンダかシボレー
のみで競われています)は1台のみという状況で、今年は特にホンダエンジン
の強さが際立っているように見えます。

三冠を目指すフェルナンド・アロンソはアロー・マクラーレンSP(シボレー)
で26位ということで、三冠は無理な感じですね。

今年のシーズン前にはホンダエンジンのアンドレッティ・オートスポーツから
参戦するという話が出たこともありましたが、マクラーレン・ホンダの時代に
ホンダに対する対する侮辱発言やホンダのチームクルーに対する態度の悪さを
許さないホンダからエンジンの供給はしないという宣告を受けて、シボレーの
エンジンで参戦しているぐらいですから勝ち目はないと見ています。

コースレイアウトなどの違いはあるものの優勝と発言していながら予選で26位
のドライバーが来年はルノーからF1に復帰しても絶対に勝てないと思いますが
ルノーはなにか得るものがあるのでしょうかね?不思議な話です。

というようなことで、今年のインディ500は佐藤琢磨が優勝を狙える位置から
スタートします。テレビでの放映はありませんが期待しています。


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