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F1-grand prix・第5戦 70周年記念レース [モータースポーツ]

先週に続いてF1-grand prixの第5戦が開催されました。

今年は開催地を移動する度に検査をしたり、隔離体制が敷かれたりする関係で
移動を出来る限り減らすように日程が組まれているため、F1レースの開催地が
同じサーキットという例がオーストリアでもありましたが、今回の70周年記念
のレースも先週と同じくイギリスのシルバーストンでの開催です。



ポールポジションはメルセデスのバルテリ・ボッタス。
予選2位での最前列スタートは同じくメルセデスのルイス・ハミルトン。
今年のメルセデスはシャシーもエンジンも他チームとはかなり差がある感じで
メルセデスとレッドブル・ホンダは1秒近くの差がついています。


ピンクメルセデスと揶揄されているレーシングポイントは昨年のメルセデスの
ブレーキダクトを流用しているというルノーからの提訴が認められて前回まで
のポイントから15ポイントが剥奪される裁定が出ましたがブレーキダクト自体
はそのまま認められたため(マクラーレンとルノーから裁定に異議が出ている
ため今後のレースで禁止になるかも知れません)メルセデスの速さに追いつく
ことが出来るのはレーシングポイントということになっているのが、ちょっと
納得いかない感じはします。

22歳のマックス・フェルスタッペンがF1史上最年少でワールドチャンピオン
になれるチャンスは今年が最後になりますが、空力の天才と呼ばれ、今年の
レッドブル・ホンダの新車である、RB16のデザインも担当したエイドリアン
・ニューウェイのコンセプトも少々古い概念になりつつあるようで、今年の
レッドブル・ホンダの後輪が、コーナーでスピンが多発する理由の一つだと
指摘されているぐらいなのでメルセデスを逆転するのは難しそうです。

というような見方をされつつの第5戦ですが、今回のレース用にピレリが用意
したタイヤのコンパウンドが柔らかすぎるという不満が表明され、通常ならば
決勝で使用するタイヤが決定される予選のQ2はソフトかミディアムの選択に
なりますが、マックス・フェルスタッペンはハードタイヤを選択し、自動的に
決勝もハードタイヤでのスタートになりました。

ということで、決勝結果です。
マックス・フェルスタッペンが優勝しました!
ルイス・ハミルトンがタイヤ交換でピットインした際、2位をキープしていた
マックス・フェルスタッペンが先頭になり、そのまま逃げ切って勝ちました。



アレクサンダー・アルボンも5位に入賞し、風に流されてQ1で予選落ちをして
16位スタートだったアルファタウリのダニール・クビアトも10位入賞となり
ホンダ勢は3台が入賞しました。

ピエール・ガスリーは7番手スタートでしたが11位まで下がり、フェラーリの
セバスチャン・ベッテルからの追撃からは逃れたものの11位に終わりました。

空力の天才がデザインした割には、風を味方に出来なくて予選で苦戦している
RB16ですが、決勝になると強くなるというか、フリー走行時から予選の間に
調整されたセッティングが風を味方にするマシンに変えたのでしょうかね。
70周年の記念レースで優勝できて良かったですね。

レッドブル・ホンダとマックス・フェルスタッペン、おめでとう。


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