SSブログ

F1ドライバーもコビット19に感染 [モータースポーツ]

東京、大阪などの大都市圏を中心に感染が拡大している、新型コロナウイルス
(コビット19)ですが、レーシングポイントF1チームのセルジオ・ペレスが
検査の結果、陽性が確認されたため前走のイギリスグランプリは出走できずに
ニコ・ヒュルケンブルグが代役で出場しました。



結果としてギアボックスのトラブルで車を走らせることなく去年以来のレース
は終了しましたが、隔離期間が10日間のため次戦のF1 70周年記念グランプリ
(イギリス)の出走も出来なくなっていることから、前回のレースに引き続き
ニコ・ヒュルケンブルグが代役を務めるようです。


本来であればレーシングポイントはメルセデスのジュニアチームの位置付けの
ため、シーズン中にメルセデスかレーシングポイントのドライバーから陽性者
が出た場合にはメルセデスと共有するリザーブドライバーを出走させるという
取り決めがありましたが、諸事情によりそれが出来ませんでした。

リザーブドライバーの一人であるストフェル・バンドーンはフォーミュラEの
最終戦(2月29日までに第5戦まで終了して中止状態のため、8月5日から再開
が発表されました)にエントリーしているので、ベルリンからイギリスへ移動
して検査をして、さらにテストドライブをしなければならないというタイトな
スケジュールのため代役は見送られました。



フォーミュラEは、8月5日、6日に2レースを実施した後も、8月9日、10日と
8月12日、13日にも同じベルリンで2レースが計画され、合計6レースが最終
のレースということになっているため、もし、8月1日、2日の第4戦・イギリス
グランプリに出られたとしても、それ以降のレースでは開催日が被ってしまう
ことも見送られた理由の一つでしょう。

もう一人のリザーブドライバーであるエステバン・グティエレスが検討された
もののF1マシンをドライブするのは三年以上前ということと、そもそもレース
に参加するために必要なスーパーライセンスを発給される資格がない、という
致命的な理由によって、去年ルノーから参戦していたニコ・ヒュルケンブルグ
が急遽代役になったわけです。

フォーミュラEやWECなど、今月以降に再開が決まっているレースに参加する
ドライバーは急遽、シートに空きが出来たからといってメインの活動を置いて
参加するわけには行きませんから、逆に言えばニコ・ヒュルケンブルグは仕事
がなくて良かった?ということになるのかも知れません。

もしも、70周年記念レースで入賞するようなことになれば、セルジオ・ペレス
の復帰が無くなり、ニコ・ヒュルケンブルグに最終戦までのシースが確保され
来年の本格的な復帰が叶うかもしれません。

実際のところ、セルジオ・ペレスは今シーズン限りで契約終了になり後任には
セバスチャン・ベッテルという話があるようなので、余程印象的な活躍をして
注目を集めないと難しいとは思いますけどね、ともかく、70周年記念レースに
出ることは出来そうなので、後は本人の結果次第ですね。

空港からサーキット、サーキットからホテル以外の接触か制限されているにも
関わらず感染するんですから、そりゃ一般の人が感染するのは当然ですよね。
感染予防も大切ですが、感染した場合にどのように治療をするのかの道すじが
確実になることが最も重要かつ難しいことになっています。


nice!(40)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 40

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント






Copyright (c) 2013-2021 suzuran All right reserved