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今年の夏は恋の季節ではなさそうですね [恋愛]

かなり前のCMで「夏だからこうなった」というコピーがありました。
こうなったというのは思いもしなかった恋が始まったということで、いわゆる
アバンチュールとか、日常的には出会うことのないような恋愛が始まることを
示唆しているわけですが、「夏」とつく古い歌の題名をいくつか書き連ねても
「夏のお嬢さん」とか「ひと夏の経験」とか「夏にご用心」なんて曲が普通に
つらつらと出てきます。(年齢的な部分もあります)

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夏と言えばTUBEと言われていた頃には「Summer Dream」とか、まんま
「あー夏休み」とか夏は恋する季節というすり込みがあります。
今の20代、30代の人とは感性が違うと思うので若い世代の人に共感を求める
なんてことは無理な話だというのは重々承知しています。


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吉田拓郎さんの「サマータイムブルースが聴こえる」を聴いて、そうだよね~
みんな同じような経験をしてるよね、という感覚がある人なら判ってもらえる
かなと勝手に思ったりします。

春に始まる恋というと新芽とか新緑のような初々しい恋心とか、新しい出会い
または卒業を期に恋が芽生えるなんてこともあって、萌芽の季節というか割と
爽やかな初恋みたいなイメージがありますが、夏に始まる恋というと、どうせ
汗をかくのならベッドの上でとか、私と同じ世代だと車の中で情熱的にとかね
そんなイメージがあります。

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今の若い世代だとあまり思わないかも知れませんが、単に車の中の埃取りとか
そんな意味合いでティッシュを積んでいても、親世代の年配の人が見つけると
車の中にこんなものを置くなと説教される時代でしたからね、そういう見方を
している人が少なくなかったということですよ。
浜田省吾さんの歌の中でもバックシートラブとか割とそんな歌詞が多いです。

夏が過ぎて秋に始まる恋というのは春とは違うものの、これまた関係が深まる
までには時間がかかりそうなスローな恋という感じがしますし、冬に始まる恋
というと雪の白いイメージもあって、プラトニックな純愛というかBGMには
オフコースみたいな(大阪万博よりも前に生まれた世代限定かな)燃え上がる
欲望とか高まるエクスタシーという言葉とは無縁な、ロマンティックな恋愛と
いう感覚があるので、春や秋に始まる恋は理性的な人間の恋で、夏に恋すると
いうのは動物的な本能的なものなのかも知れません。

実際に7月から8月ぐらいの夏の間に受胎すると、陽気が良くて育児をしやすい
5月から6月に子供が生まれるという見方もあって、夏に薄着になるのは暑いと
いう要因だけでなく、暑さが本能に火を点けてみたいな部分もありそうです。

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という感じでさんざん夏は恋の季節ですねと書いたわけですが、人類が世界中
で同じウイルスに恐怖心を持つという過去に例の無い状況にある今、恋をする
愛し合うということが極端に減っているらしいです。

濃厚接触のもっともたるものが性愛ですからね。アメリカでは夫婦、恋人同士
であっても、お互いに触れることなく、それぞれにセルフ&セーフセックスを
楽しみましょうなんてキャンペーンまでやってるぐらいです。
今年の夏は例年のように産婦人科が繁盛することもなさそうな感じですね。
※産婦人科は毎年、クラミジアなどの性感染症と妊娠検査で繁盛します。

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長い人生の中でワクワクのない夏が来るなんてと嘆くのか、人生に一度ぐらい
清らかな夏があっても良いじゃないと考えるのか、そこは感じ方もいろいろと
思いますが、こんな状況が来年も続くのだけは勘弁して欲しいですね。
新たな恋を見つけなくても夏のワクワク感はとても重要だと個人的に思うので
エアコンの効いた部屋でお座りしているだけの夏は嫌です。


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