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2020年・日本グランプリは中止 [モータースポーツ]

7月3日を開幕日に決定し、それ以降の第8戦までのスケジュールが確定したF1
の2020年ですが、第8戦の9月4日から6日までのイタリアGPの後に予定された
日本GP、シンガポールGP、アゼルバイジャンGPの中止が決まりました。

2020_JapanGP.jpg

シンガポールとアゼルバイジャンの市街地コースでのレースは公道をコースに
するために準備期間が必要とすることから、確実にレースが実施できるという
見通しがない中でコースを設置することは市民活動への影響なども大きくなる
ことから開催がキャンセルされました。


日本については外務省の渡航制限解除を判断する人間が事実上存在しないこと
から入国時のトラブルが予測されるためにキャンセルになりました。

主催者の発表では継続されている渡航制限という表現でしたが、茂木外務大臣
はビジネス、留学優先で観光の入出国はかなり先の話だと言っていますが現実
としてはビジネス、留学関連でも入国時の14日間待機とか、都心までの移動に
公共交通機関の使用を禁止するとか、無理難題の数々を押し付けているだけで
システムとして入出国を進めて行く意思が見られません。

安倍総理に至っては、政府内のコンセンサスを得ることなく独断で進めた全国
一斉休校、茶坊主の秘書官の進言を受け入れて導入したアベノマスクの大量の
不良品と配布遅れと不明確な購入先企業の選定と高額な購入費用と検品費用に
対する説明不足、緊急事態宣言の整合性、持続型給付金の事務手続きの委託先
選定の不透明な決定方法と経済産業省と委託先企業の癒着等など、自分自身の
杜撰な政策の説明すら出来ていませんから、渡航制限の解除など責任の所在が
求められる判断などする気もないでしょう。

ということで、シンガポール、アゼルバイジャンの中止理由はF1関係者や観客
市民までの影響を最小限に抑えようという明確かつ合理的な理由だと思います
が、日本グランプリの中止は安倍政権が無能かつ無責任でコロナ禍による政策
について何一つとして明確に説明できないが故に、先を見通せないことを懸念
した主催者が中止を決断したわけであって日本政府の貧困な能力が原因である
というように見ています。

海外のアメリカでもヨーロッパでもG7(七カ国会議)としか呼ばれていない
七カ国によるミーティングを先進国首脳会議などで尾頭付きの仰々しい会議名
で報道する「見栄っ張り」で裏を返せば「先進国」と呼ばれることに無意味に
喜ぶ実態よりも名を取る日本の悪い面が凝縮された安倍政権がコロナ禍の日本
で政権を運営していたことが最大の不幸でした。

今年はレットブルホンダとメルセデス、フェラーリ(フェラーリは既に開幕前
にチーム内紛争で離脱気味ですが)の総合優勝争いが予想されていましたから
ホンダが再びワールドチャンピオンになるかも知れない年だっただけに地元の
開催が無くなったのはとても残念です。

コビット19の対応が定型化して、発症しても死ぬ病気ではないようになること
が期待される来年こそは鈴鹿サーキットで優勝することを願っています。


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