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映画「レディ・ガイ」 [シネマクラブ]

U-NEXTで、アメリカ映画「レディ・ガイ」を観ました。
原題は「The Assignment」で、宿題とか研究課題みたいな意味の言葉です。
普通に考えたらレディ・ガイなんて英語はありませんよね。

Assignment-2016-1.jpg
男装のミシェル・ロドリゲス

主演は「ワイルド・スピード」シリーズに出演しているミシェル・ロドリゲス
で、ハリウッド女優の中でも、もっとも男らしい?と評価されています。


出演作の大半がアクション映画で、ロマンス映画には向いてないだろうな…と
イメージでは思いますが、実際にはバイセクシャルをカミングアウトしている
ぐらいなので、恋愛に興味がないことはないようです。



感情を持たずに人を殺す冷酷な殺し屋だった男性が、精神的に問題のある女医
(シガニー・ウィーバー)によって女性に性転換されてしまい、復讐のために
女医を探し求めるという内容で、この女医の弟をマフィアの依頼で殺したこと
が女医の人体実験的な性転換手術の実行に繋がったという伏線があります。



殺し屋として卓越した殺しの技術を持っている男性が、意識を失って短時間の
間に完璧な女性に性転換させられてしまうということ自体に現実性がないので
あまりその辺りを深く考えても映画に入って行けませんが、性転換前の逞しい
男性の全裸姿も特殊メイクをしたミシェル・ロドリゲスが演じたということで
気合の入った演技になっています。

女性に性転換後にこれまた全裸で女性の姿態を見せていますが、ロマンス映画
の出演のないミシェル・ロドリゲスのオールヌードシーンがある映画は珍しい
のではないでしょうか。



銃を乱射し何人もの敵を撃ち殺して真相にたどり着くというような演技をする
女優を誰にするかと考えたら「マチェーテ」「マチェーテ・キルズ」で隻眼の
女性革命戦士として銃を使いこなしていたミシェル・ロドリゲスほど最適な人
はいないと思うので、キャスティングは上出来かな。

女性でスタイリッシュにガンアクションをこなすというイメージで考えた場合
スカーレット・ヨハンソンが浮かびますが、この映画の場合はスタイリッシュ
ではなく復讐の泥臭さが重要なので(スカーレット・ヨハンソンは出演料自体
も高額なので)ミシェル・ロドリゲスかな?とも思います。

監督はB級アクション映画(特に台詞が少なく映像で説明するタイプ)に強い
ウォルター・ヒル(映画を撮った時点で74歳)が、4年ぶりに脚本を執筆して
演出しているからかアクションシーンが少なめになっていますね。
個人的には大昔の「ザ・ドライバー」という映画が好きです。



製作費が500万ドルと最近のハリウッド映画としては低予算なのでヒット作品
にはなりませんでしたが、最後まで見ることは出来ました。

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