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静かに去って行った桜の季節 [日本社会の闇]

例年だと全国から桜前線の北上という話題がテレビや雑誌で流れる時期のはず
でしたが、今年は現代の疫病コビット19の感染拡大で桜まつりは軒並み中止と
いうことになり、私人と認定されたファーストレディが秘密営業のレストラン
で芸能人と実施したプライベート桜を見る会だけが話題になりました。

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これは公式な「公職選挙法違反」の桜を見る会

レストランに行っただけで花見をしたわけではないとか、くだらない言い訳に
終始した総理大臣のあまりにも低レベルな御託をありがたがる安倍信者たちの
これまた低レベルな賛辞にあきれ果てたのが実際のところですが、そういう話
をしていても仕方がないので本題に移ります。


元々、桜の木の下でアルコールを飲んでどんちゃん騒ぎをすることには否定的
なので静かに桜を見ることが出来たのは個人的には良かったと思っています。

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田舎の方に行けばソーシャル・ディスタンスどころか自分以外には誰もいない
環境はいくらでもある上に、公共交通機関も都会のように発達していないので
車で他人と全く近寄ることなく桜を見に行くことは出来るのがローカルの強み
というか都会の人から見れば、確かに田舎だねということになると思います。

ということで、岐阜県の谷汲山(大垣から地図で言うと北側の方向です)とか
愛知県の犬山城(城内への入場は閉鎖されているので観光客は皆無です)まで
桜を見に行きました。

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谷汲山はもう少し奥まで行くと即身仏が公開されている横蔵寺があるところで
通常時なら桜を見る人で混雑するところなんですが、花見の宴が出来ないので
来訪者の姿を見ることもなく公園の芝生の上には野ウサギがコロコロと黒い粒
の置き土産をしているぐらいでした。

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犬山城も観光客はいなくて花の写真を撮っている人が1人だけでした。
鮎の釜めしや鮎雑炊のお店やお土産屋さんは営業はしていましたがお客さんは
全くいなくて、国による救済を行わないと絶対に生活に支障がありそうです。

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犬山城の真上の空域は近くにある各務原の航空自衛隊岐阜基地のテスト空域に
あたるのでF15イーグル戦闘機やC-130輸送機が低い高度で飛んでいました。
岐阜基地は実験・開発の任務があるために機種が豊富ということもあり周辺で
写真を撮る人も多いのですが、コロナ禍のためかそういう人も皆無でした。

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寂しく咲く桜を見るのは今年限りになって欲しいものです。


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