ドラッグストアに並ぶ人 [日本社会の闇]
と掲示してあるドラッグストアの前に今朝も20人ほどの長い列がありました。
通りすがりでチラ見しただけなので、詳しくは見ていませんが、折り畳み椅子
を持った老女とか、高齢者が多い感じではありました。
日本政府の然るべき人が、トイレットペーパーの在庫は大量にあると言っても
こんな感じで並び続ける人達がこれだけいるということは、日本政府に対する
信用、信頼は際限なく低下しているという現実をリアルに感じます。
でもね、この並んでいる人達も少し冷静に考えたら金曜日に品切れした紙製品
が土日に納品されることはないだろうなということも考えないのだろうか。
ドラッグストアの配送センターに在庫があったとしても土曜日に納品できる量
はそんなにはないでしょう。(どこの流通企業だって在庫は持ちません)
製紙会社も倉庫業も土日は休みなんだから、次に配送センターに商品の納品が
あるのは月曜日、その商品が配送されるのは火曜日が最短になるはずです。
全く売るものがないからと特別に要請しても、今は配送業界は人出不足なので
月曜日に納品があるとしてもその対象店舗は旗艦店(売り上げの大きな店舗)
レベルのみでしょうから店舗の売り場が正常化するのは火曜日以降でしょう。
納品のない日曜日に並んだって商品はありませんし、今日行ってもなにもない
から在庫があると言うのは嘘なんだよ、明日はもっと大きな店に並ばなくちゃ
なんてことを暇人同士で話して、納品される度に目一杯買っていたら実際には
商品があっても、いつ行っても物がないという状況は改善されません。
自分たちで火を点けて火事だと叫ぶのと同じで、一般の人からすれば迷惑以外
のなものでもないので、もっと頭を使おうねという話です。
平日も並び土日も並んで暇なのかも知れませんが、実際に必要なのに買えない
という人もいるのですから「自分」と「親戚」と「友達」の分が必要なんだと
買い漁るような恥ずかしいことをするなよ、と侮蔑を含めて眺めました。
紙から連想して生理用品を買い漁っている男(転売目的としか思えませんな)
も出没しているみたいですが、肌に触れる部分はコットンまたは不織布。
中身は高分子吸収ポリマーで紙は関係ありません。
外装はポリエステルやポリプロピレンなどの合成繊維で、その原材料はナフサ
で原油の精製時にガソリンや軽油、灯油(ちなみにジェット燃料のケロシンは
灯油と同じような成分です)と一緒に産出されるものです。
航空便やバス、車の移動人数が中国などの需要国で大きく衰退している関係で
現在、原油はダブつき気味になっていて原油価格は1バレル45ドルを切って
二年以上前の水準まで値下がりしているぐらいなので、生理用品が無くなると
いうことはありません。(誰かが隠さない限りね)
次はカップラーメンを買い漁ってるみたいだけど、地震じゃないんだから工場
だって通常に操業していますからね。
今週中には◯◯◯が品切れになるとデマツイートが流れると条件反射のように
大ブレイクなんて情報弱者になるのも大概にしたら?と思います。
凄いわっ売れ切れになっている
富山でもそんな現象になって
います。
by みうさぎ (2020-03-02 10:45)
みうさぎさん:
コメントありがとうございます。
今日も会社帰りに炭酸を買いにドラッグストアに寄りましたが
相変わらずトイレットペーパーはありませんでしたね。
そんなに買い集めてどうするつもりなんでしょうね。
買っている人はほとんど老人なのでメルカリに出すわけでもない
という感じではあるのですが、実は悪徳商人なんでしょうか。
by suzuran (2020-03-02 22:17)