SSブログ

F1・バルセロナテスト [モータースポーツ]

2020年の新車の発表が終わり、スペイン・バルセロナでの合同テストが順調に
進められているF1で、レッドブル・ホンダとアルファタウリ・ホンダは昨年
問題になっていた部分の改善が確認出来ていることがドライバーによって確認
され、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、アレクサンダー・アルボン
アルファタウリのピエール・ガスリーが、それぞれにポジティブなコメントを
発表しているので、どちらのチームも昨年以上の成績を上げられそうな印象は
持っている感じです。(レッドブルは1位、アルファタウリは5位が目標)



一昨年から昨年はドライバーの移動も多かったのですが、今年はルノーのニコ
・ヒュルケンベルグがエステバン・オコンに交代したほかは、ウイリアムズの
ロバート・クビサがニコラス・ラティフィがF2から昇格しただけで、大きな
移動はなかったこと、また2021年からのレギュレーションの変更を前に今年
は大きなルール変更はなかったため、2019年モデルの車がベースになっている
ということで、2019年に有利だったチームが今年も有利な状況と見られていて
トップ3のチームが中間層のチームに負けることもなさそうです。


テスト三日目の結果では、1位はメルセデスのバルテリ・ボッタス
2位にエステバン・オコン(ルノー)、3位にランス・ストロール(レーシング
・ポイント)ということになってはいますが、レッドブルとアルファタウリは
タイムの短縮よりも、より多くの周回を走らせて可能な限り多いテストデータ
を集めることを目指しているということで、タイムの順位は気にしていないと
いうことのようです。(それでも4位、5位に入っています。)

昨年はピエール・ガスリーが大きなクラッシュを起こして、予備パーツの準備
が出来ていなかったため、RB15のテストスケジュールにも大きな遅れが出て
しまったため、この時の精神的なダメージがその後のシーズンの戦いにも影響
して、夏休み中にレッドブルからトロロッソ(旧名)へと降格になった大きな
理由でもあると見られています。



現時点の感じでは、メルセデスは相変わらずマシンにもドライバーにも「穴」
のない仕上がりのようで問題はなにもなさそうです。

フェラーリはテスト走行中にパワーを失うというトラブルが発生しているので
去年の後半戦で調子を上げた時のレベルまで戻っていない感じかな。
トップ3の中ではもっとも伸び悩みのチームという感じです。

レッドブル・ホンダはニコ・ロズベルグなど過去のワールドチャンピオンたち
がPUの総合力(パワーと信頼性)ではメルセデスを超えたと言っている人が
多いので、マックス・フェルスタッペン、アレクサンダー・アルボンが無理な
走り方をしなければ順調にポイントを稼げると思います。

というような感じですが、オーストラリアGPのスタートまでに残された日数
は一か月を切っていますので開幕を楽しみにしています。


nice!(79)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 79

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント






Copyright (c) 2013-2021 suzuran All right reserved