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長期契約をしたマックス・フェルスタッペン [モータースポーツ]

レッドブルとの契約が2020年末までということで、レッドブル・ホンダの新車
が不調だった場合には、チームを移籍すると見られていたレッドブル・ホンダ
のトップドライバー、マックス・フェルスタッペンが2023年まで長期契約を
結んだことで、レッドブル・ホンダは2020年以降の連覇という目標を掲げて
チームのモチベーションも最高に上がっていると言われています。


去年はピットストップのワールドレコードも作りましたね。

マクラーレンとの協業時代には全く良いところなしのホンダでしたが、実際は
エンジンに全ての原因があるとマクラーレンが主張していた不調の少なくとも
半分はシャシーとドライバーの技量に問題があったことが暴露され、一方的に
ホンダを罵っていたフェルナンド・アロンソはインディ500にホンダエンジン
を供給してもらえないということになって去年は予選落ちしています。


シボレーのエンジンで優勝しているドライバーもいるのですから、シボレーの
エンジンに問題があったのではなく単純にフェルナンド・アロンソはそんなに
評価されているほど速くはないということだと思いますが、その話をしたいと
いう訳ではなく、マクラーレン時代からは大きく進化したホンダのエンジンを
積むレッドブルは目標とする年間5勝は達成できると私は思っています。

マックス・フェルスタッペンが長期の契約を結んだ理由は、ホンダエンジンの
信頼性とパワーアップが着実に進んだからということになっていますが、実際
にはシャルル・ルクレールがフェラーリと2024年までの契約をしたというのも
小さくはない要因だと思います。

ルイス・ハミルトンが2020年でメルセデスとの契約が満了する、そうなった時
次に選ぶのはどこ?となった場合に、若手ドライバーを育成するという方針が
徹底しているレッドブルではなくフェラーリだと考えるのは普通でしょう。

しかし、シャルル・ルクレールが2024年まで契約を結んだということは二番手
のドライバーを探すことはあってもNo.1ドライバーを二人にすることはあまり
考えられませんし、ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールが同じチーム
で優勝争いをするのは現実的ではありません。

ということはルイス・ハミルトンはメルセデスに残ると見るのが順当だと多く
の人は思うでしょうし、マックス・フェルスタッペンもそのように考えたもの
と思うので、ルイス・ハミルトンのNo.2になるよりも、レッドブル・ホンダで
絶対王者を目指す方を選ぶと思いますし、条件も破格でしたから2023年までの
四年間をワールドチャンピオン連覇の想定でいるんじゃないかな。



レッドブルにとって最大の懸念材料はホンダが現時点で2021年までしかF1
にコミットしていないということで、レッドブルの事実上の最高責任者である
ヘルムート・マルコは少なくとも2023年までのエンジン供給をホンダに対し
働きかけている真っ最中という感じです。

ホンダが撤退するならレッドブルも撤退するという話がありましたが長期契約
を結んだ後で、マックス・フェルスタッペンの居場所を無くすというわけには
行きませんからね、撤退するとは言えませんがホンダのワークス待遇は絶対に
魅力的だと思うので、再び来日して話し合いが進められることでしょう。

2019年はある意味では過渡期でしたが、2020年は完全にレッドブル・ホンダ
として設計されたシャシーとエンジンなのでプレッシャーはより厳しいものに
なると思いますが、開発は順調のようで自信をもって発表するようです。

今年は前半戦で3-4勝は出来るんじゃないかなと個人的には思っています。


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