2019年の最後は慶州・釜山の旅 -19 [トラベル]
寒い外でずっと歩いていると、やはり若くはありませんから体の節々が痛いと
いうことになり、体が動くうちに行きたいところは行っておこうという思いが
強くなるばかりです。定年になってからでは絶対に無理だろうな。
なんて考えながらベッドでゴロゴロしていたら時間はすぐに経ちました。
最後の夜は釜山のナイトツアー。
計画では前の日に行こうと思っていたのですが、予約で満員ということで希望
の日程を翌日に変更できますか?とメールが来たので、前後の計画を入れ替え
釜山の夜景スポットを巡るツアーに参加しました。
集合時間までに軽く食事をということで向かったのがキングコングブテチゲ。
ブテチゲはご存知の方も多いかと思いますが、部隊チゲ=部隊鍋という意味で
軍隊で支給される缶詰の糧食を全部入れて作った鍋のことです。
キングコングブテチゲは主にソウル、釜山などの大都市を中心にチェーン展開
している専門店で、リーズナブルな料金でお腹一杯食べられることで若い世代
に人気のあるお店です。
ハムとかソーセージ、スパムといった肉加工品と野菜、インスタント麺を投入
して全体を煮込んだら出来上がりというお手軽な鍋ですが、麺がオリジナルの
黒豆入りでモチモチとした食感が美味しいです。
ご飯と麺は食べ放題で、ご飯は自分で好きなだけ盛れますし、麺は店内の一角
に積み上げてありますから食べられるだけ盛ってくることが出来ます。
一人分約900円で無制限で食べられますからね、そりゃ盛況になりますよね。
お店の中はほぼ満席状態でした。
もう少しのんびりとお食事がしたかったという気持ちもありましたが、バスの
集合時間に遅れては意味がないですからね、地下鉄の南浦洞駅から釜山駅まで
移動して、地下鉄の階段を上がって歩いて数分の集合場所へ行きました。
日本人はいなくてバスを待っているのは中国からの人ばかりでしたが、一昔前
の騒がしい団体ではなく数人のグループごとで静かな人たちでした。
ナイトツアーのバスは大型の観光バスで、韓国籍の人は乗れないという外国人
旅行客限定のバスツアーになっていて、時々、英語、中国語、日本語で説明や
停車時の注意事項が流れるようになっています。
ほぼ車窓からの景色ですが、広安里海水浴場と山の上の展望台では約10分間の
撮影タイムがあるので外に出てトイレにも行けます。
公式サイトからの予約も出来ますが、韓国語の読み書きができない人は海外の
現地ツアーの予約ができる「kkday」に頼むとネットで簡単に予約できます。
約2時間の短いバスツアーですが、約1,000円できれいな夜景が見えますからね
お勧めのツアーです。
ここから広安里海水浴場です。
この後、海雲台ビーチまで行って数人の人が途中下車して行きました。
一昨日泊まったアークブルーホテルの横を通って坂道を登り、そのまま山の上
へと上がります。
橋の上には怪しい光、UFOでしょうか。
バスはこんな感じで、夏ダイヤだとオープンエアーのバスになります。
山の上からの景色を見たら、後は釜山駅へと戻って解散になります。
帰りも釜山から南浦洞まで地下鉄で戻り、BIFF広場でホットクの屋台を見ると
相変わらずの盛況で、焼いている兄ちゃんも忙しそうでした。
途中で薬屋(ちょっと風邪気味だったので風邪薬を200円で買ったところ)の
前を通りましたが、夜になっても薬屋はやってるんですよね。
最初に覚えた韓国語は薬屋(=ハングルはヤクと読みます)でした。
今はどうか知りませんが、何十年も前は薬屋で症状を言うとそれに合った薬草
とヤギを一緒に煮て、30日分の滋養強壮剤を作ってくれたみたいです。
袋に小分けしてくれて、日本円で20,000円ぐらいだったと思います。
最後の夜はそして静かに更けていきました。
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