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2019年の最後は慶州・釜山の旅 -10 [トラベル]

南浦洞でホットクを食べたのは以前は、釜山国際映画祭の会場にもなっていた
BIFF通りというところで、韓国の映画関係者のみならず、日本の北野武さんの
手形もあるところとして知られています。

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同じBIFF通りですが、夜に撮った写真です。

南浦洞から道を挟んだ向かい側が韓国最大の水産市場として有名なジャガルチ
市場ということになるわけですが、この時は魚の気分ではなく焼肉に行くのが
目的だったので地下鉄ホームに降りて、西面まで移動しました。


西面は釜山の中ではもっともホテルやデパートが集まっているところで、以前
泊まった日本の西鉄系のソラリアホテルやロッテホテルがあります。

地下鉄を降りてから、しばらく地下街を歩いて地上へ出てから少し歩いた場所
にあるのが、ポドチョン(捕盗庁)という焼肉屋さんです。

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店の外に髭を生やした韓国映画で偉そうに出てくる官吏みたいな人形が並んで
立っていますが、捕盗庁とは警察の昔の呼び方だそうで、立っているのは今の
言い方なら警察官のようです。

釜山にはいろいろな名物とされている料理がありますが、釜山で焼系の料理を
選ぶとすれば、豚カルビ=テジカルビとか、豚足=チョッパル、コプチャン=
ホルモン(焼けばヤンコプチャン、鍋にすればコプチャンチョンゴル)です。

このポドチョンはテジカルビの有名店で日本からも食べに行く人がいるぐらい
なんですが、場所がちょっと分かり難いので断念する人もいるみたいです。

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このお店では一般的な焼き肉店とは違う掟(というほどのことではないですが
他のお店とは違う点があります)があるので要注意なんです。

お肉の注文ですが、二人で行っても最低単位が三人前です。
二人前での注文は受けてくれませんので、三人前も食べられないよという場合
ポドチョンでのお食事は出来ません。

一人前の料金が安めなので、他のお店では二人前の料金で三人前食べられると
考えれば良いかと思いますし、多分そんな理由で注文の最低単位が三人前だと
思いますが、二人とも少食だとホントに食べられないかも知れないので肉類は
あまり食べないという人にはこのお店は勧められませんね。

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もう一つのルールはセルフサービスです。
韓国で焼肉店に行った時、ほとんどの場合は肉をハサミで切って程よく焼いて
後は食べるだけの状態まで仕上げてくれますが、ポドチョンは大きな肉のまま
供されますから、ハサミで切るのも網の上で転がすのも全て自分持ちです。
その分、人手を減らせますから料金を安くしているのかも知れません。

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手間はかかりますが、豚肉になにか欠けてるところってあるの?と思うぐらい
美味しいタレが揉みこまれていて手間なんて全く気にならない美味しさです。
多めに食べて、自分で焼くのに全く負担を感じない人は是非どうぞ。

ポドチョンで満足のテジカルビを食べた後は、ロッテデパートをサクッと見て
まだ歴史は浅いものの現在では釜山観光の主要スポットになっている、韓国の
マチュピチュこと、甘川文化村へとタクシーで移動しました。

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そんなに中心部から離れているわけではありませんが、傾斜の急な坂道の上に
あるので、普段から運動している若い世代の人ならともかく、運動なんて散歩
ぐらいしかしていない中高年世代の人が、地下鉄とバスを利用して坂の下から
登って行けるほど気軽なところではありません。

もしも行くつもりなら有無を言わさずタクシー利用をお勧めします。
歩いて見た感想は、風景の写真と共に次回にて。


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