2019年の最後は慶州・釜山の旅 -4 [トラベル]
した料理ということで、サンパッが名物料理になっています。
ということになっていますが、以前からの伝統というわけではなくある一軒の
料理店がサンパッのみのメニューで成功したために、その後、続々とサンパッ
の店が出来て、現在は古墳公園(大陵苑)の周囲にサンパッ料理の店が何軒も
軒を並べることになったようです。
せっかくだから有名店に行こうということで、国立慶州博物館の前で韓国では
定番アプリになっているカカオタクシーで現在地、国立慶州博物館、行き先を
クロサムパッ(ハングルは入力できないので電話番号検索)にしてタクシーを
呼ぶと、目の前の駐車場に待機していたタクシーのドライバーが手を振って、
ナンバーを確認するとコールしたタクシーと一致したので乗車しました。
目的地までの料金が表示され、現在、どの辺りを走っているかも地図上に表示
されるので、韓国語でドライバーに行先を言う必要もなく、とても便利で利用
価値の高いアプリです。(カカオトークをインストールするとインストールが
出来ますが、カカオタクシーのみのインストールは出来ません)
タクシーで走るとほんの数分の距離ですが、一桁台の気温の中で歩くのは風邪
のリスクもあり、旅行先で病気になったら絶対に面白いわけがないので、安価
なタクシーを近距離でも使うようにしました。
まだ17時台でしたが、外は真っ暗。
お店の外見は瓦屋根の立派な建物で、店内は団体客でも余裕で受け入れ可能な
広いテーブル席とオンドル部屋になっていましたが、時間が早くさらに平日と
いうこともあったからか、お客は日本人二人のみでした。
この店はサンパッ専門店なので、メニューはサンパッ定食のみ。
黙って座れば、一人15,000ウォンの定食が人数分テーブルの上に並びます。
暖房はしていてもお客が少なくがらんとしている上、食べる速さには関係なく
一気にテーブルの上に並ぶので、温かいものも冷めるのが速いというのは想定
していませんでしたから、冷たくなったスープを飲みつつ、冷たくなったご飯
を冷たい葉っぱで包んで食べるというのは正直なところ侘しい感じがするので
この料理は季節と人数(料理の種類は同じで、内容量が増えるだけなので二人
ではなく、もっと多い人数であまり時間をかけずに食べた方が、温かい料理が
冷める前に片づけられるかなという気がします。)を考えた方が良いかな。
左下の菜っ葉は何かわからなくて、菜っ葉の下は昆布です。
その上にあるのが、おから汁(見た目はとろろ汁ですが違います)黄色いのは
韓国風の茶碗蒸し(卵がふわっとした)ケランチム、その右隣の鉄板で焼いた
ハンバーグのようなのは正しい名前は分かりませんが、味は照焼きハンバーグ
そのものでした。
その下はぶなしめじのバター炒めみたいな感じで、その隣はぜんまいの煮物
ぜんまいの隣は葉っぱを煮たものですが、葉っぱの種類は分かりません。
その上に二種類の味噌があり(この味噌をおかずとご飯と一緒に葉っぱで巻く
というのが食べ方ですが、手間をかけていると料理がドンドン冷める)その上
にあるのが味噌チゲ、その右側は豚肉を焼いたもの(テジカルビ?)、その下
がニンニクの醤油漬けです。
次の写真に移って、左端がブロッコリーのナムル、その右がなにかの根っこの
ナムルで、その右側は食感と味は奈良漬けでした。
黒いナムルは何かの葉っぱですが判りません、そしてどら焼きのようなお菓子
がデザートとして付いてきました。
三枚目の写真の左にあるのはサンチュと数種類の葉っぱと青唐辛子。
その隣の上がズッキーニのジョン、下がレンコンのナムル、右に青菜のナムル
があって、その隣は牡蠣のキムチでしたが生々しいので自粛。
薄味の味噌汁とご飯(雑穀ご飯でした。いかにも女性受けしそうな感じ)
湯呑の飲み物は水ではなくヌルンジ(ご飯のおこげに水を入れたもの)です。
その隣の黒いものは結論としてなんなのかわかりませんでした(手つかずです
ので全く分かりません)その隣はイワシの塩辛で、これもご飯と一緒に巻いて
食べるべきものですが生臭くて、ちょっと無理でした。
アンチョビ代わりにパスタで使えそうな気がします。
二段目の左側にあるのがチャプチェで、赤いものと黄色いものはナムルだとは
思いましたが、ほとんど手付かずで終わりました。
そして左上にあるのは日本の棒たらのように固く乾燥させたたらを、甘露煮に
したもので、その下の魚はイシモチの塩焼きだと思いますが、ちょっと生焼け
みたいな感じだったので、手は付けませんでした。
そして右側に行って白菜キムチと唐辛子を使っていない白菜キムチです。
おかずの種類はかなりの多さなんですが、これだけのおかずを全て食べるのは
やはり無理がありまして、一通りハンバーグとか豚の焼き肉でご飯を食べたら
ナムルとか塩辛までには手は出ませんでしたね。
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