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2019年・墓碑銘 [訃報・追悼]

毎年、一年の終わりになると今年一年間に亡くなった著名人の思い出話などを
書いているわけですが、そのローテーションがドンドン早くなっているように
感じていること自体が自分自身がその仲間入りに近付いているような、そんな
気がしないでもないのが、ここ数年の感覚です。

Cemetery_graves.jpg

自分の親と同世代の人は長生きの部類に入る年齢になってきましたからからね
1962年生まれの私と同世代の人も生活習慣病とか、悪性新生物のために唐突に
亡くなるなんてことも普通に起きる年齢になったということで、子供の頃には
あの有名な誰々さんが亡くなったなんて言われても全く分かりませんでしたが
今では、え?あの人が…なんて感じなので余計に明日は我が身か、なんて感覚
があるのかも知れません。


俳優の梅宮辰夫さんが亡くなった話を聞いた時、人工透析から帰ってきた後に
疲れたと言って寝ていて、そのまま亡くなったということのようで私の父親が
亡くなった時と同じような感じだなと思いました。

tohseki.jpg

父親も慢性腎不全で週に三回、人工透析に通っていましたが腎臓に障害がある
と血管もボロボロになっていて、腹部大動脈瘤という地雷も抱えていました。
医者からは破裂したら救いようがないから早く手術をと勧められていましたが
結局、人工透析から帰ってきて疲れて腰が痛いから寝る、と言って一度寝た後
夜中に立ち上がった瞬間に「あっ」と一言発して倒れたため、救急車を呼んで
病院に運びましたが、腹部大動脈瘤破裂で亡くなりました。

家族が揃うまで心臓マッサージを続けますか?と言われましたが、CTの画像で
腹腔内全体に出血しているのが確認できたので、止めてもらいました。
一瞬で数リットルの血液が噴出しているので即死状態、手の施しようがないと
いう状態で延命措置の意味はありません。

梅宮辰夫さんが腰が痛いと言って寝たまま帰らぬ人になったという話を聞いて
父親が急逝した時のことを思い出しました。

金田正一さんとか、八千草薫さんなど、親と同世代の人が逝き、萩原健一さん
や木内みどりさんなど私よりも一回り上ぐらいの人もバタバタと逝きました。

自分自身と同世代(多少上下ありですが)では、松本ちえこさんや暴れん坊と
して知られた元横綱の北尾光司さんも亡くなっています。

それでも50歳を過ぎていれば、戦国時代の人生50年の時代ならば人並みの人生
として諦めもつくかもしれませんが、20代、30代で亡くなっている人、それも
自殺とか不慮の事故とか、不治の病とか絶対に諦めのつかない理由ですからね
そういう人の訃報はやっぱり胸が痛みます。

そうは言っても、今年一番悲しかったのは愛犬ロッキーとのお別れでした。
お腹を壊すことが多くて、特別な療法食でないとアレルギーが出る丈夫そうな
外見の割に体の弱い子だったので、そんなに長生きできないかと思いましたが
約18年も長生きしてくれて本当に大切なかわいい子でした。

自分の現在の年齢から考えて、最後まで見られるかわからないという不安から
次の子はまだ迎えていませんが、やっぱり寂しいこともあるので健康に自信が
ついたら来年になって考えるかも知れません。

sunrise_tommorow.jpg

これから自分自身がどれだけ生きるのかは分かりませんが、なるべく年下の人
が先に逝くのは減って欲しいなと思います。せっかく生まれてきたのですから
一度ぐらいは生きてて良かったと実感したいし、して欲しいと思いますから。


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