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ヴィクトリアズ・シークレットが終焉か? [ランジェリー]

アメリカ女性好みの派手な装飾が人気だったヴィクトリアズ・シークレットの
ファッションショーの中止が決まり、毎年恒例の豪華ゲストが歌を歌いトップ
モデルが下着姿でステージを彩るショーは多分、永遠に無くなりそうです。

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日本でも人気があって洗剤のCMに登場したり、体型と健康を維持するレシピ
を発表したら多くの人が真似をして同じスムージーが流行したオーストラリア
出身のモデル、ミランダ・カーがモデルの中でも特別待遇のエンジェルを数年
務めていたことでも知られるヴィクトリアズ・シークレットのショーが中止に
なるなんてことは、ちょっと前なら考えられないことなんですが、下着の潮流
がセクシーから自然体という流れになってきたことや、痩せ型の女性のサイズ
しか販売しないという方針が痩せ型の女性にも理解されなくなってきたことで
ブランド離れが激しくなったという見方があります。


1995年に下着ショーをエンタテイメントとして放送開始して以来、視聴者が
数百万人単位になり、大規模な下着ショーであると同時に別の意味では視聴者
に商品を浸透させるテレビショッピング的な効果もあったようですが、昨年の
視聴者数はピーク時(2014年)の900万人から約三分の一の330万人まで激減
していることから派手で煌びやかなイメージほど、実態としての経営面は悪化
傾向にあることを隠し通せなくなったと見られています。

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トップモデルの中から選抜した数人をエンジェル(ステージ上でも翼を付けた
モデルがいるので一目でわかります)として特別対応をしている上、それ以外
のモデルもトップレベルですから、モデルに支払う出演料も安くはありません
し、ゲストとして呼ぶミュージシャンもテイラー・スウィフトなどグラミー賞
の常連レベルなので、経費は莫大にかかっていたと思います。

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下着に対する見方はアメリカとヨーロッパ、日本でそれぞれに違います。
元々、日本では日本のメーカーであるワコールが強いわけで、シンプル重視の
ヨーロッパの感性、派手にレースを使うなど豪華路線のアメリカの感性と比較
すると日本のメーカーは実用性、女性の身体の年齢的な変化に下着が合わせる
という感覚でヨーロッパやアメリカとは一線を画しているので、男性でも理解
しやすい表現をするとヨーロッパの車、アメリカの車と比べて日本の国産車を
支持する日本人が多いのと同じような感じではないかと思いますが、アメリカ
の華美な感性をそのまま表現したようなヴィクトリアズ・シークレットの下着
がヨーロッパや日本でもウケれば斜陽になることはなかったでしょうし、自社
の方向性の見直し(いわゆるLサイズを販売し始めたのはようやく今年から)
に出遅れたのも大きな失態でしょう。

更にもう一つの凋落の原因と言われている、未成年の少女を性的な対象として
人身取引していたとして起訴された後で、拘留中に自殺したアメリカの富豪と
ヴィクトリアズ・シークレットの創業者は親しい関係だった、という話が公に
なったことで、女性の権利、性犯罪の撲滅を広く訴える現在の社会情勢の中で
好ましくない企業という見方をされ始めたのも大きな逆流でしょうね。

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あれだけ大規模なショーを開催していた企業が規模の縮小にとどまらず中止を
決断したぐらいですからね、ヴィクトリアズ・シークレットの終焉は現実的な
ことになりそうな気がします。

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結論としてセクシーな下着がいくら男性にウケたとしても実際の購買層である
女性の支持を失ったら商売としては成立しないということですね。

世の中の女性の過半数はヴィクトリアズ・シークレットが用意する下着類では
適合しないぐらい小さなサイズらしいので、そりゃ売れなくもなるわなと…。

下着のサイズに合わせてユーザー側がシェイプアップする時代は終わる方向に
進みつつありますから、淘汰されるのも致し方なしという感じです。


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