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特別展「ミイラ ~ 『永遠の命』を求めて」 [イベント]

私は田舎のネズミなので、なかなか都会に行くことはありませんが、東京には
ポケモンGOのイベントの時などのタイミングで行くことがあります。

田舎と東京ではポケモンの出没する数も種類も段違いですし、レイドバトルの
人数も多いので、ほぼ100%の割合で勝てますが田舎のレイドバトルは強敵を
相手に一人で戦うなんてことが当たり前なので、重傷者続出の野戦病院状態で
撤収なんてことがざらにあるので格差は大きいです。

という話がしたいんじゃなくて、東京に行く理由のもう一つとして上野公園の
国立科学博物館で大体三か月単位で入れ替わる特別展が見たくて三か月に一回
以上の頻度で東京に行っています。


時には全く興味がないテーマの場合もありますが、子供の頃から七つの世界の
不思議みたいな本とか、絶滅危惧種の動物たちとか恐竜の時代を探求する本が
大好きだったこともあり、自然科学系の展示や人類の起源、生殖、生命なんて
テーマだと、これは行かねばという気になります。

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そんな国立科学博物館(長いので以下「科博」で話を進めます)で11月2日
から始まっている最新の特別展が「ミイラ ~ 『永遠の命』を求めて」という
ことで、これまた子供の頃から興味津々のテーマなのです。

小学生の低学年だった頃にミイラと言えば「吸血鬼ドラキュラ」でおなじみの
英国のハマーフィルムが製作したミイラ男が出てくる映画とか、ウルトラマン
の中で、ミイラ怪獣ドドンゴと一緒に登場したミイラ男のインパクトが強くて
ミイラというのは蘇って人を襲うイメージがあって子供心に怖い対象でした。



その後、エジプトに実在したクフ王とかツタンカーメン王のミイラの本を読み
考古学に興味を持ったところで実はペルーのインカ帝国にもミイラが存在した
とか、いやいや日本にも僧侶が自ら穴に籠った即身仏が存在するなんて文献を
読み漁ってミイラに取りつかれてしまったわけです。

1992年に開催された「楼蘭王国と悠久の美女」展で約3900年前の美女
とされるミイラを見に行って、2012年には「インカ帝国展-マチュピチュ
「発見」100年」でもミイラを見に東京まで行きました。

インカ帝国展の時は、何故かミイラの展示の前で男女の老人が床に座り込んで
動かないということになっていて、警備員が促しても全く動かなかったために
結局、ミイラの展示は見られませんでしたが元々、布に包まれていたので実物
を見ることは出来ず、CTスキャンの画像しかなかったので、なんだか損した
気にはなりましたが600年前のミイラですからね、布から出した途端に一気
に風化するなんてこともないとは言い切れないで、仕方ないなと思いました。

そした日本の即身仏ですが、隣の岐阜県にある両界山横蔵寺に妙心法師という
僧侶が入定したとされる即身仏が祀られています。
中学校の時の遠足と大人になってからも行っていますが、写真撮影禁止なので
その姿を見せることは出来ません。(檻の中のような小さな祠に鎮座していて
ガラスケースの中なのでかなり見辛いです。ガラスがあまりきれいじゃない)

そんな感じのミイラ好きなので、2月の展示終了までにはなんとか行きたいと
思っているのですが、ミイラとか恐竜の骨格標本の特別展は本当に多くの人が
集まるので、入場した後の移動も結構大変なぐらいなんですよね。

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展示されているミイラは43体もあり、エジプトやペルーなどメジャーな場所
だけでなくヨーロッパやオーストラリア、日本の即身仏も展示されているとの
ことなので、これからの生涯の中で全部を見る機会は多分ないですという規模
なので平日のあまり人がいない曜日を考えて行こうと思っています。


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