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戦争を知らない子供たち [音楽]

もう50年前なろうかという1970年(大阪万博が開催された年)に、作曲
も手掛けた杉田二郎がジローズの名義で発表した「戦争を知らない子供たち」
はヒット曲となり日本レコード大賞新人賞を受賞しています。



作詞をしたのは「あの素晴らしい愛をもう一度」「風」「花嫁」などの数々の
フォークソングのヒット曲を書いている北山修で、この曲が発表されたころは
ベトナム戦争がもっとも激しかった時代に該当します。


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戦争を知らないとは言いながらも、映像や伝聞でならば戦争を知っている人は
少なくはないわけですが、実際に頭上から爆弾が落ちてくるという極限な状況
を実際に体験した人たちは歳月を重ねるとともに減っているのが現実であって
昭和20年(1945年)に20歳だった人でも現在は94歳になりますね。

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太平洋戦争終結後、70年間以上も自衛隊が海外でも国内でも人を殺すことも
なく平和が守られ他国から恨みを買うことなく繁栄を享受できたのは、日本国
憲法の先進性があったが故のことですが、兵器のために巨額の金を使い経団連
関連企業の収益を上げさせることに邁進し、隣国の脅威を必要以上に煽り立て
嫌中本、嫌韓本を売りたい戦争オタクにとっては、日本国憲法とか反戦思想は
邪魔なものでしかないということが鮮明になってきています。

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戦争を現実として知ることなど何の利点もありませんが、アメリカの言いなり
に無駄な兵器(イージスアショアなど事実上、何の役にも立たないハリボテと
大差ない存在ですし、F35戦闘機は想定されていた機能の内の50%以上が
現時点で実用化できる目途が立っていない欠陥機です。)を大量に買い込んで
挙句の果てに消費税を増税したにもかかわらず社会保障費を減額するなど国民
の生活など全く考えないバカが総理大臣として失政を繰り返し、不必要な海外
派兵をアメリカの意向のままに実施しようとしています。

安倍晋三を批判すると反日だとか左翼だとかいうバカがいますが、日本の地位
を低下させ続け、日本の若者に教育費を惜しみ、日本国内で起きた自然災害の
復興に7億円しか拠出しないで、アメリカから食べられもしないトウモロコシ
を買うために600億円を拠出することを決めた総理大臣のどこを見たら愛国
なんて言葉が出てくるのか全く理解できません。

戦争を知らない子供たちは、戦争を知らないまま大人になって戦争を知らない
まま老人になって、それを次の世代に伝えていくのが正しい姿です。
それは違うという人とは一生、意見は合わないと思いますが、そんな人と意見
を合わせたいとも思わないので近寄らないで欲しいものです。

ということで、戦争を知らない子供たちの話でした。

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(た)

昭和20年(1945年)に20歳だった人は、2019年現在、94歳ではないかと思いますが。
by (た) (2019-11-06 09:45) 

suzuran

(た)さん:
コメントありがとうございます。

2019-1945=74+20=94 ご指摘ありがとうございます。
修正しました。
by suzuran (2019-11-06 13:12) 

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