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2021年以降にコミットしていないホンダF1 [モータースポーツ]

今年の前半戦、夏休み前に予想以上の速さでF1復帰後の優勝を飾ったホンダ
でしたが、夏休み明けのベルギーGP以降はドイツGPで今年二度目の優勝を
した時のようなペースが見られず、ピエール・ガスリーと交代でレッドブルに
昇格したアレクサンダー・アルボンが5レース連続で5位以内に入賞している
という結果以上に期待されているマックス・フェルスタッペンの優勝シーンが
見られない状況が続いています。



夏休み明けにホンダがスペック4を投入してメルセデス、フェラーリとの差を
縮めるはずだったのが、メルセデスもフェラーリも、ホンダの出力向上以上に
パワーユニットの戦闘力を向上させてきて想定していたようなパフォーマンス
を発揮できていないのが現時点での事実というのがホンダの見解です。


来年の2020年はレッドブルとの契約最終年ということもあり、より信頼性
が高く、尚且つパワフルなエンジンの投入によりマックス・フェルスタッペン
の目標であるワールドチャンピオン獲得を後押ししていくことが公式コメント
でも表明されています。



が、現在のF1のレギュレーションの見直しが予告されている2021年以降
については現時点ではホンダとしての方向性は公表されておらず、レッドブル
の代表のクリスチャン・ホーナーと、モータースポーツアドバイザーを務める
ヘルムート・マルコはホンダが2021年以降もF1を継続するかについて、
現時点でホンダは2021年以降のF1にコミットしていないと発言している
ことから、2020年にマックス・フェルスタッペンがワールドチャンピオン
を獲得しようが、獲得できなかろうがホンダはF1から身を退くという情報が
海外メディアの間では拡散しているみたいです。

事実はよく分かりませんが、イタリアGP以降に東京のホンダの本社の会議で
2021年以降の新レギュレーションにコミットするかという議題が上がって
その結果については公表されていないわけですよね。

基本的に新レギュレーションについての話し合いにはシャシーメーカーである
レッドブルから人が出ている上に、エンジンの供給元はそもそも発言権がない
ということなので、その場に不在であるホンダが2021年からの統一ルール
をそのまま受け入れることに抵抗があるのではないか、という憶測もあるので
一概にホンダがF1から撤退することはあり得ないという見方は難しいように
感じていますので、もしかしたらホンダエンジンを積んだレッドブルのレース
は来年で見納めになるかも知れません。

マックス・フェルスタッペンが来年はホンダエンジンでワールドチャンピオン
を獲れると発言していますが、2021年以降の契約についてはレッドブル側
には優先権がないため、もしも来年のレッドブルが勝てないチームになったら
マックス・フェルスタッペンはメルセデスかフェラーリに行くことが確実だと
見られているので、マックス・フェルスタッペンがいないレッドブルと以後の
レースを戦っていくことになるかも知れないという部分も含めて、ホンダ側は
早急に2021年以降のF1との付き合いについて結論を出すつもりはないと
いうことかも知れませんし、時期尚早だと見ているのかも知れません。

どっちにしても来シーズンのレッドブルは今年以上にシーズン序盤の戦いぶり
が大切になりそうですし、見どころも多くなりそうな気がします。


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